>>761
最後に実行委員が総括として紹介したある検証委員メンバーの意見
「国家や一部の人たちを傷つけたり驚かせたり混乱させるものにも表現の自由は保障される」
実はこれってゴー宣道場憲法シリーズのゲストだった曽我部真裕教授の主張なんだよね

もちろん表現の自由を突き詰めればこれはこれで正しいのだろうけど
でもヘイトスピーチ規制とどう整合性を取っているのかは不明
そのへん曽我部教授の意見を知りたいところではある

もっともご指摘の通り文化庁は展示の内容に立ち入らずあくまで手続き的瑕疵という筋論で不交付を決定している
補助金不交付を事実上の検閲とか憲法第21条違反とかで批判するのは自由だが行政の手続き的正統性の壁を崩すには別の論理が必要だろう
大村知事が例の展示物は「契約違反」だとTVの前で言ってしまった手前もある

当の小林は最初期に河村市長を憲法違反だ検閲だと罵ったかと思えば、大村と津田が検閲を否定するとすぐにトーンダウン
SPA!ボツ原稿(WiLL掲載)ゴー宣では「権力が介入して中止に追い込んだ」と主語を曖昧にして誤魔化した
さらに今週号のSPA!では「右翼の抗議で中止に追い込まれた」と言って遂に権力の介入すら引っ込めてしまった

今週のライジングでは「補助金不交付は憲法違反の疑いがある」と書くだけで根拠も論理も一切示さず
そしてついには昭和天皇を燃やす映像を「ヘイトかもししれない」と言い出し公金投入に頼るのは甘えと言い出す始末
深く考えず話題に乗って「表現の自由」を気取ったものの見事に流れについていけなかったようだ