さらに言えば、民間で自費で展示会やることに国が介入すれば正に表現の自由の侵害だが、
今回は公金を出すか出さないかの問題。
「検閲」という言葉も、表現自体を全面的に禁止にすることを意味しているのに誤解されている。

前々スレにも書いたことをもう一度。
規制・給付二分論

表現活動の自由についていえば、
芸術家が作品を製作して発表することについて公権力がこれを妨げることは許されないが、
公権力に対し、芸術家が自己の製作した作品を発表するための作為、
たとえば、展覧会での展示、美術館による購入等を求める憲法上の権利を有するものではない。

つまり、「俺の作った作品を国は補助してくれない。国は俺の作品を認めず、俺の表現の自由を侵害している!」と言ってるようなもの。