井上達夫、長谷部恭男、萱野捻人らの見解について

朝日新聞に井上達夫氏のインタビュー記事が載っていた。
天皇制を「奴隷制」と言ってるが、異論はない。
論理が通っているから脳にすっと入っていく。
わしの考え方とは違うのだけれど。
東京新聞で長谷部恭男氏が皇室は国費で生活をしており、特権があると言っているが、違和感がある。
基本的人権がないのに、国費で生活することが「特権」なんてあり得ない。
囚人が牢屋で生活することが「特権」ではないだろう。
萱野稔人氏が「天皇は人形ではない。意思がなければ象徴の務めも成り立たず、辞めるという意思も邪魔できない」という見解は正しい。
ただし、眞子さまの結婚で一時金を拠出することを理由に、国民に祝福される結婚でなければならないというのは、馬鹿馬鹿しい。
一時金は今まで基本的人権を奪ってきた「賠償金」に過ぎない。
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小林の「天皇に人権はない。奴隷と一緒だ→やって戴いている→ロボット天皇では可哀想→退位の自由もあるべき→男系は女性差別だ」の論理は天皇可哀想から来た人権思想なんだね。
通りで井上達夫と相性いいわけだ。

しかし小室に払う金が眞子内親王への「賠償金」ねぇ。どこまで皇族を一般人の座に引きずり落としたいのか。