不倫疑惑弁護士、倉持麟太郎氏、立憲主義の危機に臨んで、決意を語る
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2017122600003.html (パロディ)

ネトウヨの皆さん、こんにちは。倉持麟太郎です。

日本は、今、大変なことになっています。

狂暴なライオンが、檻から飛び出している。それなのに、人々はそのライオンに向かって、「檻を出るな!」「檻を大切に守れ!」と叫んでいるばかりです。

そもそも檻を作ったのは、「日本人は暴れる、狂暴だ」という共通認識からです。日本人は当然暴走する狂暴な民族なので、日本国憲法と9条と言う檻を作って、その中に日本人を押し込め、閉じ込めたのです。

しかし、この檻は、すかすかの発泡スチロール製でした。ライオンは簡単に檻を壊してしまいました。

ところが人々は、檻の外に出たライオンに向かって、ただその狂暴さを糾弾するだけで、檻のもろさについて触れようとしません。

安倍政権は、やすやすと憲法解釈を変更し、集団的自衛権が許される安保法制を成立させてしまったのです。憲法9条があっても、これを止められませんでした。

このままでは、私たちも、アジアの人々も、そして自由、人権、立憲主義も、檻から出たライオンに食い殺されてしまいます。

ライオンが外に出られないように、頑丈な檻を作り直し、閉じ込めておくことはできないでしょうか。山尾志桜里議員と私は、ダブルベッドがある一室で、一晩中、一緒に考えました。

「私たちが凶暴なライオンに勝つためには、最初に自分たちの主導権で、土俵を設定することが大切です」

「集団的自衛権を禁止するだけではだめなんです。個別的自衛権も、憲法に明記して、その存在を可視化した上で、統制をがんじがらめにかけていくことが必要です」

「専守防衛の精神を、憲法に具体的に書き込んで、これを上位規範として、個別的自衛権を制約・統制し、平和主義の価値をよみがえらせるのです」

これが私たち二人の到達した、「立憲的改憲」の結論です。

山尾志桜里議員と私は、大切なものを共有する間柄です。むきだしの好奇心には負けません。