>>340

そういうのを「統帥権」と言って、戦前、天皇の大権とされた。この「統帥権」の中に天皇は、直接に
政府の許可なくとも軍隊を動かす大権というのがあった。それを陸軍の統制派は、利用して政府を無視して
「我々は、天皇の御意思により」という念仏で、戦線を広げていった。GHQは、当然、これを廃止した。
日米戦を決める御前会議では、昭和天皇は、終始不満そうだった。突然、有名な「四方の海・・・」という歌を詠み始めた。
よっぽど、不満やるかたなかったのだろう。つまり、実質、「統帥権」とは天皇の為にあるものではなかったのだ。
必ず、これを利用して、政治的目的を達成しようという輩が現れるということだよ。