>>242

残念ながら、ベトナム戦争の時期は、アメリカだけではなくヨーロッパも対日政策は「ウイーク・ジャパン」だった。
先の大戦の日本軍の強さが、印象に残っていたらしい。それに、戦前に日本は、仏印に進駐していた。右翼は、
日本軍は、アジアでの駐留は、評判が良いとか何とか主張しているが、抵抗があったのは、事実だ。
ベトナム戦争の前にベトナムは、自力で、宗主国のフランスを追い出した。日本が入ると刺激するということもあったはずだ。
フランスが出て行った後、ベトナムは、ホーチミンが率いる共産主義勢力と自由民主主義の勢力が対立するようになり、ベトナムは
南と北に分かれた。ホーチミンは、南ベトナム内にいるベトコンを使い、南ベトナム政府を転覆させようとした。
南ベトナム保護の為に国連は、集団安全保障の措置をとり、国連有志軍を派遣した。最大規模だったのが、アメリカ軍なのだよ。
日本は、欧米の「ウイーク・ジャパン」の対日政策と国連の敵国条項と憲法9条のおかげで集団安全保障に参加せずに済んだ。
つまり、国連は、日本に対して「君は、オブザーバーのような立場なのだから集団安全保障に参加しなくて良いよ」と言ったようなものなのだ。
つまり、「日本は、一人前の国連参加国ではありません」と言っているようなものなのだ。日本の自尊心のない護憲平和主義者は、ノーテンキに喜んで
いるだろうが、命がけで明治国家を作った人達は、この不甲斐なさを何と言うだろう。今の日本周辺の安全保障環境は、この時のベトナム以上に
そのリスクが、増している。どうやら、ノーテンキな平和のツケが回ってきたようだよ。
君、日本が、非同盟中立になって、この危機をどう守る?