小林や高森は今さら枝野を批判しているけど枝野は一貫して改憲論議に乗らないと言い続けてきたからね
それこそ2017年8月のゴー宣道場に呼ばれた時も「国会議員は自衛隊を違憲とは考えていない」として9条改憲に消極的な態度をとった
そしてあろうことか小林は、同じく道場に参加した井上達夫が厳しく追及したにもかかわらず、枝野の自衛隊合憲論をほめそやした

立憲民主党を立ててからも、枝野は決して言質を取られないように改憲には後ろ向きな姿勢を取り続けてきた
枝野が「改憲を否定しない」というのはあくまで将来的な話であって「憲法を重要事項とはしない」「安倍政権下の改憲には反対」と言ってきた
それを小林や道場の連中が「立憲民主党は護憲政党ではない!」「枝野は改憲派だ!」と一方的なラブコールを送ってきただけだ
要するに今になって枝野に疑義を表するのは「ぽっくんは騙されただけぶぁい!」というアリバイ作りに他ならない

もっともそうした枝野や立民への批判すら、茶番(プロレス)に過ぎないともいえる
なぜならゴー宣道場に枝野を呼んだ時と同じく新宿で応援演説をした時も、小林は改憲については言及しなかったからね
小林の演説のうち改憲に言及した部分を抜粋するとこうだ

>だから集団的自衛権はまずい。しかもなおかつ安倍晋三が、憲法9条に自衛隊だけ明記すると。
>こんなバカな改憲案、これが通ったらどうなりますか?自衛隊のまんま準備も満足に持たないで、
>集団的自衛権に参加するんですよ?自衛隊に死ねって言ってるのと同然ですよ。


小林は立民の応援演説では「集団的自衛権に反対」「安倍改憲案に反対」としか言っていない
「立民が改憲案を作る」「立民は改憲政党」「枝野は改憲派」なんて一言も言っていない
「わしは改憲派」とすら言っていない

つまり小林は立民の立ち上げ当初から、立民の支持層である護憲派に配慮して改憲を期待する発言を徹底的に排除していたのだ
これでよくも枝野や立民を責められたものだ