13世紀に新登場したアイヌは、言語・慣習・政治・宗教が非統一の、「諸民族の集まり」
※当初から、アイヌはギリヤークなど周囲の民族へ侵略を繰返してきた

 【北海道】 中央からの視点だと、渡党⇒松前、アイヌ、ともに異民族同士での統治

※ シャクシャイン等の武装テロ>>848は、蝦夷(異民族)同士の内乱にすぎないので
島原の乱に比べても、民間人虐殺したアイヌ勢力への中央の対処は甘かった ※

 【樺太】  チェーホフによると、樺太アイヌは、主食のコメ求め、自ら北海道移住>>857
一方で、樺太に残留して「ロシア選択した方のアイヌ」は悲惨

 > チェーホフの著書『サハリン島』には驚愕の事実が書いてあります.
 > 「千島,樺太交換条約で
 > ロシア領になった樺太のアイヌ人の人口が,30年足らずで半減している」と.

 【千島】  コサック等が、カムチャッカ・千島方面へ侵攻
 樺太の歴史1590〜1791
http://www.k3.dion.ne.jp/~karafuto/karafutosi1.html

とくに、コサック百人長の「イワン・チョールヌイ」による収奪と支配
苛酷な「毛皮税」取立て、ウルップの女性多数集めてハーレム作り等が記録された
南方に逃れるアイヌを追いロシアも南下し、赤蝦夷(ロシア人)の活動が江戸でも警戒される

 【本州】 アイヌは、狩猟技術を高評価され、幕藩体制から尊重された存在だったし
「人食いオオカミ・クマ退治」など依頼を受けていた

  津軽アイヌの狩猟 江戸時代の藩日記から
http://www.frpac.or.jp/application/files/28seminar_yamagata.pdf

 > 江戸時代の津軽半島にはアイヌが住み、人喰い熊や人喰い狼が現れると
 > 津軽藩(弘前藩)の. 依頼を受けて駆除をしていました