解説追加

北朝鮮への送金はバブル期がピークで年間4億ドルだったもののバブルがはじけた1995年には1億ドルに減少し、2000年には5千万ドルに
減り、2004年には3千万ドルまでになっている。ピーク時に比べ僅か数パーセントまでに激減しているのが現状。
しかも、これはパチンコ業界だけでなく在日朝鮮人による各種送金の総額だからきわめて少ない。金融危機の今は更に僅かだろう。

朝鮮総連が経営するパチンコ店は現在全国で20店舗ほど。全国で一万数千店もあるパチンコ店のうち朝鮮総連の経営する店は
数十店と0.1パーセントにしかならない。北に送金と言っても知れたもの。

そして問題のパチンコ店の状況だが、やはりパチンコ店同市の競争が激しい。新型機が出るたびに新しく買いそろえる必要があって
コストが掛かり経営が苦しくなってきている。新型機が導入しなければお客は入らない。

小林よしのり他のマンガ・アニメが新型機となると、それをパチンコ店が導入しないとならないから店は大変苦労する。小林はパチンコ店を
自由競争に追い込み業者間の競争を激化させ、結果として、北朝鮮なんかに送金する余裕を奪い取っていると判る。
パチンコ業界健全化への一助

パチンコ「30兆円の闇」 溝口敦小学館文庫