>>27からの続き
 こうしたことから、日蓮正宗関係者や日蓮正宗法華講の機関紙「慧妙」紙が山梨県警に事実を照会するなど、取材と調査を重ねた結果、
山梨県警には当日、「無謀な運転をしているため、他の車が走りづらい」などという通報はいっさいなかったこと。
また、山梨県警高速道路交通隊小淵沢分駐隊に所属する警察官が、当日、阿部日蓮正宗法主らの一行を職務質問したと名乗り出ていたことなどが判明した。

 このため5月26日の現場にいた日蓮正宗関係者や「慧妙」紙のスタッフが、職務質問したことを名乗り出た警察官を訪ね、
面通しをしたところ、その警察官は現役の創価学会活動家で、
かつて山梨県警の中に「池田先生を守るために創価学会男子部によるインフォーマルな組織を作ろう」
などと呼びかけていた人物であることが確認されたというのである。

 こうした事実が判明したことから「慧妙」紙は、この事件は、創価学会の熱心な活動家である現職警察官が、
職権を濫用して阿部日蓮正宗法主の車を強制的に停車させ、不当な職務質問を行い、
その事実を「聖教新聞」等で歪曲して報道し、日蓮正宗の名誉を毀損するという極めて謀略的な事件だったと報じている。