創価学会は、平和社会というパラダイスのイメージを最もリアルに見せかけて商品として販売することに成功した宗教団体。

他の宗教や政治団体なんかも平和というパラダイスを商品にしているけど、商品化に関しては創価学会ほど上手ではない。
共産主義の平和イメージはソ連や北朝鮮で崩壊しちゃったし、オウム真理教の救済という平和パラダイスはハルマゲドンが起こることが前提だった。

こんな感じで混迷な現代社会では、平
和パラダイスというイメージは最も国民が求めている商品。
一方で平和主義は、国民を釣り上げて組織に取り込むのに最も効果的でありながら、最も扱いが難しい究極商品。

創価学会はこの平和パラダイスというイメージ商品で会員を釣り上げ、また組織の拡大に利用してきた。
しかし、創価は組織がでかくなりすぎたね。
現実的な組織維持のためには、平和パラダイス(広宣流布)なんて虚妄はどこかで切り捨てなければならない。
そのタイミングが、創価にとっては自公連立だった。
平和パラダイスという夢物語は、権力という現実的な利権と一致しない。
創価は巨大な組織維持のために、牧口の獄死や戸田の入獄等を創価に都合よく脚色した平和主義の商品価値を落としてでも、自民党の利権にすがる必要があった。