別に日蓮正宗を信じたけりゃ信じればいいし、創価学会は尻すぼみだしどうでもいいけど、日蓮正宗系は日蓮正宗から派生した教派が全世界の内部完結型宗教というか、日蓮正宗一創価圏内から出られない宗教なんだよな。

そこを信徒が自覚できていないのが興味深い。
日蓮の教えの限界を知る上で洞察になる。
広宣流布ってのは世界に出なけりゃ何も成し遂げられないよ。
でもやっていることは創価憎しで創価学会を攻撃することに全エネルギーを費やす。
日蓮正宗信徒の頭の中の世界地図は、日蓮正宗と創価学会の間という狭い圏内に留まっている。

これは創価も同じ。
池田は社長会記録で創価経済圏を全世界に広めていく的な豪語をしているが、結局創価経済圏は信者対象の商売に留まっている。
創価の商圏は信徒にしか客になってもらえず、一般層に一向に広がらない。

これが、他宗批判を土台にしてしか自己の信仰アイデンティティーを表現できない、言い換えれば独立独歩した弧高のアイデンティティーを有しない宗教の限界だな。
殆どの一般大衆は、宗教や思想の優劣や正邪になどに興味はない。
優劣や正邪に拘るのは、選民意識や承認欲求が強い一部の人達。
日蓮正宗や創価学会が相手に出来る大衆は、このような他との比較で自分の優秀さを証明したがり、他よりも優位という思い込みで自己満足を得ようとしたがる人達。
このような連中の大衆の中の割合いは、いても10%位が限度だな。

広宣流布とは、選民意識や承認欲求が強い大衆の限られた10%の層を、正宗や創価や顕正が優劣思想を餌に奪い合う作業。