スピリチャルやニューエイジの方が、日蓮や創価よりずっとましですよ。

日蓮や創価は、あらゆるものを二元に分けようとする。
正か邪か、悪か善か、優か劣か、勝ちか負けか、この人間が物事を二元に分ける働きは何かって言ったら「自己を保全したい」という願望です。

あらゆるものを区分けする、そしてその区分けに対して価値付けする。
この理由っていうのは、人間が自分の都合のいいように物事を定義付けしたいんです。
だって、「俺は正しくて優れている、お前は間違って劣っている」と定義付けをすることが出来れば生きやすくなる。
自分の行動にお墨付きを与えてもらえるから。
この自分は正しい、優れているってのは、自己保全願望が元になっています。
そしてこの自己保全願望とは自我の働きです。

人間は様々な個人が集まった関係性の中で生きています。
この関係性ってのは戦いなんですよ。
だって世の中競争社会で、人を上回らないと生き残れない。
そういった中で生まれたというか、流行る宗教というのはなにかと言ったら、「勝つための宗教」「勝つために敵を悪にして自分を正義に出来る宗教」です。

創価学会って、勝つためには最も優れた宗教です。
だって、正法を信じる自分達が唯一正しくて、正法護持の信者を誹謗する者は魔であり全て地獄行きなんだから

時代も落ち着いて、競争の空しさに民衆は気付くようになりました。
スピリチャルやニューエイジ業界で「エゴからエヴァへ」という言葉が一時期流行りました。
自分勝手から共存へ、みたいな意味です。
妖怪船井幸雄の言葉なので本当は好きではありませんが、民衆の自我意識の強かった昭和の時代と入れ替わり、自我意識の弱い民衆に新たな思想が求められているのは事実です。
創価からスピリチャルへの流れがその一貫です。