常に我を見るを以ての故に 而も・恣の心を生じ
  放逸にして五欲に著し 悪道の中に堕ちなん
  我常に衆生の 道を行じ道を行ぜざるを知って
  度すべき所に随って 為に種々の法を説く
  毎に自ら是の念を作す 何を以てか衆生をして
  無上道に入り 速かに仏身を成就することを得せしめんと