アンチが「創価学会は悪、自分が正しい」という善悪の構図を作り出して、この主張にこだわり続けるのも同じ構造。

この構造は、実際のところ、「創価学会は正しく、他は間違っている」のと変わらない。

この構造は、問題を、世間が悪いや、創価学会が悪いといった自分の外に作り出す。
そうすれば、人間は結果に目を向ける。
そうすると、人間は、結果である善悪を生み出している原因である心、つまり自我性から目を反らせる。
これが自我の策略。

本物の宗教とは、この自我性に目を向けようとする。
なぜなら、結果である善悪という外側の対立構造は、心の中の自我性が原因として作り上げるのを分かっているからだ。

だから、本物宗教は、外側の世の中の改善ではなく、自我の消滅を目指す。
自我が消えれば、対立構造を生み出す原因が消える。
外側の結果を変えようとする世直し行為とは、自我が己が外側の争乱を作り出す原因を悟られないために、視点を外側に反らす行為。
だから、インチキ宗教やインチキイデオロギーは世直しが大好き。

創価学会批判や攻撃を別に非難するつもりはないが、世直しをしたがる原因である自分の心、つまり自我性に目を向けると、新たな視点が得られる。