宗門が「慧妙」の頒布禁止を通達
学会が靖国神社に献灯とは大誤報だった
「寺院内の同紙は撤去、配布するな」
日蓮正宗宗務院が「慧妙」の頒布を禁止する通達を出し、全国の末寺から「
慧妙」が残らず撤去された。
「慧妙」は八月十六日付で一面全面を使って「学会員も呆然!靖国神社に『創
価学会』が献灯」「『みたままつり』で邪宗の提灯に混じって!」との大仰な
凸版、見出しを付けて学会の謗法行為などと非難中傷する記事を写真入りで掲
載した。これが大誤報だった。
「聖教新聞」二十四日付では「学会は献灯の申し込みなど一切行っていない」
「二十三日、偽計業務妨害罪及び名誉毀損罪で警視庁(麹町警察署)に告訴の
申し立てを行った」ことが報じられた。
これに慌てた宗務院は翌二十五日、直ちに「お知らせー平成三十年八月十六
日付『慧妙』頒布の差し止めに関してー」なる文書を全末寺に配信。その内容
は「学会による今回の刑事告訴の結果が出るまで、各寺院における当該『慧妙』
の頒布は禁止」「また、寺院内の同紙(「慧妙」を指す)は撤去し、すでに檀
信徒が持ち帰ったものは、第三者へ頒布することの無いよう、速やかに周知徹
底、対応願います」というものである。
日顕の肝煎りで創刊
この「慧妙」は甲信布教区で発行していた「広布」の第三種郵便物認可を横
取りする形で妙観講の機関紙「妙観」と合併、日顕の肝煎りで平成五年一月に
創刊。それ以来、毎号、書きたい放題の嘘八百、屁理屈を並べて学会に罵詈雑
言を浴びせている。
この度はインターネット上に掲載された「創価学会」の名前入りの提灯の画
像に喜んで飛びつき、謗法の証拠だと、十分な検証も取材もしないで記事にし
て大失態を演じた。