国でも大阪府でも逃げ腰が目立つ公明だが、支持母体・創価学会の会員からは不満がくすぶっているという。

ジャーナリストの横田一氏がこう言う。
「庶民には信じられないような多くの問題が浮上しているのに、真相解明に消極的な党の態度に末端の学会員はカンカンです。
5日の森友問題の国会前集会には、(創価学会の)三色旗を持った学会員の姿もありました。

そもそも、在日の人を攻撃する国粋主義の籠池氏は、公明党の理念にはなじまない。
不当な方法で進める神道の小学校建設をどうして党幹部はかばうのか。学会員は不信感を募らせています」

2012年、安倍政権が誕生して以来、国交相のポストは公明が独占。
籠池氏の国有地購入プロセスで、国側のトップは一貫して公明の大臣だ。
森友問題を避けて通ろうとする姿勢に、学会員や国民が疑問を感じるのは当然だ。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/201284/2