院内で痴漢容疑、病院職員逮捕 岐阜、改正条例を初適用
2020年5月18日 12時15分

岐阜中署は18日、病院内で知人女性に痴漢をしたとして、岐阜県迷惑防止条例違反(卑わいな行為)の疑いで、

同県岐南町徳田、病院職員 戸崎泰徳容疑者(34)を逮捕した。

条例は4月に改正施行され、盗撮、のぞきといった行為を取り締まる場所を公共空間だけでなく、
学校や事務所などの準公共空間にまで拡大し、全国で初めて対象に痴漢を加えた。署によると、改正条文を適用した逮捕は初めて。

逮捕容疑では、16日午後5時半ごろ、岐阜市内の病院で、同市の知人女性(25)が「嫌です。訴えます」などと拒んだのに、
服の上から両肩をつかんで引き寄せたとされる。署によると、「両肩に手を載せたことは間違いないが、引き寄せてはいない」と容疑を一部否認している。

https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020051890121515.html