0777名乗る程の者ではござらん垢版 | 大砲2018/08/03(金) 19:49:11.14ID:IxEEMn63 雨が上がった夕刻。陽が紅く照らす裏道。主水が肩を落として歩いて来るとそこへ島忠助がやって来る。 「やぁ、島さん」 「あ、これはこれは中村さん、お疲れ様でした。」 「もうお帰りですか」 「えぇえぇ、よる年波には勝てんですわ、はははは」 島忠助、ゆっくりと主水の背後にまわり、 「どうですかな、今夜一杯…」言い終わらぬうちに刀の鍔を上げ主水に切りかかる。