秋月に以前行ったことがあるが、山里の小じんまりとした城下町で福岡黒田藩の市藩だった。
秋月の乱は知っていたが、白井六郎の仇討ちはだいぶ前にTVドラマを見て知った。
閉鎖された山里だから、世の中の情報が入ってこない環境ゆえに事件が起きたのだろうと思う。
幕末に暗殺を繰り返した攘夷派の連中も、維新後は政府の官僚になったわけだから、維新前の事件は罪に問わずということだ。
臼井六郎の写真も残っているが、藤原竜也以上のイケメン。
ただ仇討ちだけあって、凄みのある眼をしている。
この時期は仇を殺すだけしか考えていなかったのだろう。
臼井六郎が恩赦された後、60歳過ぎで天寿をまっとうしたのが救いだな。