>>101
最近の黄門に欠けているものは「威厳」とか「オーラ」じゃないと思うけどね。

東野黄門は、旅そのものと人々とのふれあいが心から好きという感じだった。
悪人退治はあくまでたまたましているだけで、旅をするだけで楽しいというのが心から
伝わってきた。後を引き継いだ西村黄門は、茶目っ気たっぷりで、身分を隠して何かを
するのが好きという自分なりの黄門像を作り上げた。

最初から世直しという目的が前面に出てくると、どうしても偽善臭がしてしまう。
最近の黄門が気に入らない理由はいろいろあるけど、俺的にはそもそものコンセプトを
見誤っていると思うわ。