【悲報】XeonがボトルネックになってEPYC Romaに換装

AMDの第2世代「EPYC」採用の波に
Cloudflareが追従、次世代サーバーはIntel製CPU(Xeon)を排除
https://gigazine.net/amp/20200225-cloudflare-gen-x-epyc
AMDのサーバー用CPUである第2世代「EPYC」は、Googleのクラウドサービスに採用されるなど、これまでIntelが支配していたサーバー市場に少しずつ変化をもたらしています。
そんな第2世代「EPYC」を、コンテンツデリバリネットワークを提供するCloudflareが自社の次世代サーバーで採用しました。
Cloudflare’s Gen X: Servers for an Accelerated Future
https://blog.cloudflare.com/cloudflares-gen-x-servers-for-an-accelerated-future/
Cloudflareのサーバーは非常に高負荷な処理を行うため、CPU(Xeon)がボトルネックになることが頻繁にありました。
Cloudflareがブログにつづった内容によると、Cloudflareが持つソフトウェア群はCPUコアを追加することでパフォーマンスが上がることがわかっていたので、
次世代サーバーに採用するCPUを検討するにあたり、クロック数よりもコア数や電力面の効率性を重視したとのこと。
検討の結果、AMDの第2世代「EPYC」が顧客の作業負荷を最も効率よく処理できることがわかったため、Cloudflareは次世代サーバー「Gen X」に48コア/96スレッドの「AMD EPYC 7642」を採用。
Cloudflareのサーバーで初めてIntel製CPU(Xeon)が排除されました。
またIntelがサーバー業界に及ぼす影響の大きさを考慮し、「Gen X」ではCPU以外のメモリやNICといったパーツにおいてもIntel製品を採用していません。