■ヒクソス
紀元前2000年頃、トルコ・シリア・パレスチナ地方を起源とする遊牧民族。高度な技術(文明)を持ち繁栄した民族。古代エジプト王朝を滅ぼした後、1世紀に亘りエジプトを支配した。
1世紀に亘るエジプト支配のあと、ヒクソスは、奴隷を連れてエジプトを離れ中近東に戻ってきた。
ヒクソスは、奴隷支配のためのツールとして「神(一神教)」を創り出し、高度な技術による自分達の力(例えば、太陽の運行と光線を緻密に計算し、
アブ・シンベル神殿にて光のショーを演出)を奴隷に示す事により、自分達を神と崇めるさせる事で奴隷支配した。
ヒクソスが奴隷支配のために創り出したこの神がヤハウェ(エホバ)であり、ユダヤ教の始まり。
即ち、エジプトから連れて来られてパレスチナの地で住み始めた奴隷達(現在のパレスチナ人)が、元祖ヘブライ人(即ち、元祖ユダヤ教徒。即ち、元祖ユダヤ人)である。
※パレスチナ人は、後にユダヤ教からイスラム教に改宗したので、現在ではユダヤ教徒(=ユダヤ人)ではない。
ヒクソスは遊牧民族のため、自分達以外を家畜と見なした。奴隷も家畜である。
家畜としての奴隷を管理するツールの一つが神(一神教)だった。
こうして、ヒクソスは特定の民族や国家全体を家畜化する手法を長い歴史の中で磨き続けて来た。
自分達は表に出ず、陰から家畜達を操って富を吸い上げる帝王学。表に立てるのは傀儡である。
少数で組織に潜り込み、傀儡のトップを作って組織を支配すると言う乗っ取りの手法も、この帝王学の一つ。
ヒクソス自身は、自分達一族のシンボルとしてサタン(悪魔)を掲げ信仰した。シンボルとしたサタンの姿は、山羊の頭と2本の尻尾を持ったもの。
ヒクソスのサタニズムは、後世でキリスト教やイスラム教のルシファーと区別が付かなくなる。
ヒクソスが意図的に区別が付かない様に仕向けたのかもしれないらしい。宗教学上は、大天使ルシファーが堕天(天界から追放された天使)としてサタンになったとされている。
http://d.hatena.ne.jp/masuraoo/20170620/1497929673