とある小売店での販売実績であり、CPUシェアではないので注意
https://i.imgur.com/UnMaGKv.jpg
この小売店でAMDは数量ベースで大きな数字を示すも、金額ベースだとintelとの差が縮まっているのが分かる
一方のintelは高価なi9とi7が主力となり、この小売店では過去と比較しても金額ベースでも十分な売上を記録していると言える
14nmの供給不足は昨年の6-7月頃から表面に現れ始めたので、そういった部分をこの小売店ではAMDが利益にしていると思われる

現在のintelはxeon>モバイル>デスクトップの優先順位に基づいて供給していると思われ、その中でもデスクトップは利益率の高いi9とi7が最優先された結果ではないか
私は以前、この様なグラフを「AMDユーザの心の拠り所」や「ニッチな市場」と表現したはずだが、その時は誰かが「ドイツのGDPはニッチ云々」と言い出した人が居たのを思い出す

2017年度のAMD総売上に占めるEUに割合は約5%しかない事実を知らないのだろうか
当然その5%をEU各国で分配するのだから、ドイツでの売上は非常に小さな物になる
そして他国だと中国(台湾含む)は32%、米国は25%、日本は23%を占めており、この3カ国でAMDは売上の80%以上を稼いでいる事になる
GDPや人口比で考えると日本の売上が異常に高く、実は一番の激戦地帯なのかも知れない

ここに来るAMDユーザは経営者、開発者、投資家、メディアに対する発言などに耳を傾けている人が非常に少ないように思える