旧ニクソンセンター(共和党系)から出版されている外交問題誌、
『The National Interest』で1/15に次の論文が掲載されました。
この雑誌は、フランシス・フクヤマ氏の「歴史の終わり」が掲載された雑誌です。

Japan and South Korea Must Focus on North Korea (Not Each Other)
There was no good reason for the recent high seas incident between Seoul and Tokyo.


「日本と韓国は、お互いではなく北朝鮮を注視せねばならない。
ソウルと東京(日本と韓国の間)での最近の公海におけるインシデントは無意味である。

日本側の強硬な態度は、日本側の政治的なものである。
求心力低下に苦しむ安倍晋三氏の政権にとり、
この事態は、安倍晋三氏の基盤的支持母体に主戦論(排外主義的愛国心)を抱かせることにたいへんに有益な口実である。
 明らかに安倍首相は、韓国に反撃する機会を模索しており、本件事態(P-1インシデント)を政治的に利用している。」