・Gear Down Mode
メモリ内部で1/2レートのクロックを生成し、バスのラッチ
(デジタル回路における1bit情報の保持)を行うことによりメモリ関連の互換性を向上させるもので、
これも1.0.0.6から追加された機能です。
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画像にある通り、手動でCR=1Tに設定した場合とGDMをオンにした場合のDDR4-3200での比較です。
僅差にも見えますが、両氏によると「1Tで動作させたいなら、ゲーミング時にはGDMをオフにするべき」
との事です。確かに、GDMをオフにするだけでパフォーマンスが向上するのでしたら筆者も全く同意見です。

・BankGroupSwap
これも1.0.0.6からサポートされた機能です。
「メモリモジュール内でのアプリケーションの物理的な使用領域」の割り当てを変更し、
ゲーミングまたはそれ以外のアプリケーション使用時の設定を切り替える事により、
それぞれの状況下でのパフォーマンスの向上に繋がるものです。
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面白いことに、ゲーミングではBGSをオンにした方がパフォーマンスが向上するものの、
AIDA64によるメモリ帯域幅では結果が大幅に逆転してしまっています。

・Memory interleaving
自動でいいのかよくわからん

・Power Down Enable
これもよくわからん