彼の主張に対し幾つか疑問に思う点があるから言わせてもらうよ

彼は (1) '640GB 3D NANDは29F02TとなるはずですがColorful SL500のチップは29F04Tです。' とか言ってるが,これは大嘘
29F02T (384GB[320+予64])
29F04T (768GB[640+予128])
※ SL500 640GBに搭載されているNANDは1枚 , 29F02T-1枚だと384GB[320+予64]となり容量偽装になるためあり得ない
仮に容量偽装であればレビューで大炎上しているはずだが現時点でそのような書き込みはない


また (2) 'Intel 3D NANDはMLC領域とTLC領域から構成されているので29F04Tでは4096Gbit + 6144Gbit = 10240Gbit / 8 = 1280GBとなります。’ とトンデモ理論を振りかざしているがこれも大嘘
Intel 3D NANDはコントローラの設定(モード切替)次第でTLC NANDとしてもMLC NANDとしても使用できるという意味であって "MLC領域とTLC領域"に別れてなどいない.どこでそんな嘘教わったんだ

製品名 : Colorful SL500 640GB
NANDタイプ : 3D TLC
NAND型番 : 29F04T2AWCMG2 (6144Gbit / 768GB)/ 実装数 : 1
内訳 : メイン領域 640GB / 予備領域 128GB (予備領域として使用) と仮定
予備領域はSSDの代替セクタとして使用される.
この領域はフラッシュメモリにビットエラー(データ化け)が発生した場合にその不足分を補填し、額面上の容量を維持する , ウェアレベリングを分散させる役目を持つ.
一般的には120GB毎に8GBだがこれもメーカーが拡大 or 縮小可能
(予備領域の例)
NANDの容量[GB] | (製品容量[GB]+予備領域[GB])
128 | (120+8)
256 | (240+16)
512 | (480+32)
メーカーはその製品で使用するNANDの品質・想定寿命に合わせて予備領域を設定する.
所謂"低品質のNAND”を使用している場合は保険を掛ける意味で予備領域を大きく確保する場合がある.