円安の影響は輸出産業で「ほぼゼロ」。円高は輸入産業に恩恵。
円売り株買いアベノミクスは「百害あって一利なし」の日本破壊工作。

【輸出】日本の製造業、為替の壁破る 「感応度」ついにゼロに
http://egg.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1529862650/
 もう為替は怖くない――。日本の製造業が為替への耐久力を強めている。かつては円高になると輸出に大きな影響が出たが、日銀の分析ではついに「感応度」がゼロになった。
https://i.imgur.com/6OzDRql.png

http://www.excite.co.jp/News/society_g/20131010/Bizjournal_201310_post_3084.html?_p=all
--メディア報道では、「アベノミクス効果で企業業績は改善している」と言われています。
山口 それはトヨタやホンダなど、ほんの一握りの輸出企業で、円安になった、つまり円高が修正されたことで輸出の採算が改善したというだけなのです。一方で、食品関連や小売り関連の企業はボロボロですよ。
 これは貿易統計を見れば明らかで、5月の貿易統計(速報)によると、輸出は金額ベースでは5兆7000億円と前年比10.1%増となりましたが、数量ベースでは4.8%減です。円安になって輸出量が増えると思ったら、増えなかった。
一方で、輸入は、「円安による燃料価格の増加が響く構図」が続いており、前年比10.0%増の6兆7000億円と、5月としては過去最大。この結果、11カ月連続の貿易赤字となり、赤字幅は過去3番目、5月としては過去最大の赤字となりました。

--メディアの論調は円安歓迎ですが、日本経済にとって円安はマイナスということですか?
山口 円安になって、皆さんの暮らしに何かいいことはありますか? 例えば、給料が上がるとか、円安還元セールがあるとか。逆に、暮らしが厳しくなることはたくさんありますよね。
食料品、ガソリン、そして電気料金、何から何まで生活関連の物価がすべて値上がりします。ですから、少し考えればわかることで、大多数の日本人にとっては、通貨が安くなることによるマイナス面のほうが圧倒的に多いわけです。