中国がアホなことし始めた

重度の大気汚染に苦しめられている中国で、対策として「世界最大の空気清浄機」が建設されたことがわかりました。
現在は試験運用中のようですが、すでにここ数カ月で周辺の大気汚染を改善する効果を上げているとのこと。
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タワーを作ったのは中国科学アカデミー・地球環境研究所。
仕組みとしては、汚染された大気を吸い込んで温室に入れ、太陽エネルギーで加熱。
熱風と化した大気を複数の浄化フィルターを通した上でタワーから放出しているとのこと。

実際、タワーから1kmほど離れたところのレストランの店長によれば「この冬は明らかに大気汚染が改善された」とのこと。
タワーから数百mのところにある陝西師範大学の学生も「大気の質が改善されていることに疑いはありません」と語りました。
一方で、タワーから10km離れた学校の教師は「他の地域と状況は変わりません」と、
タワーの恩恵を受けていないことを明かしました。
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なお、西安に作られたこのタワーはあくまで試験用のもので、
Cao氏らはこのタワーの大型版を中国全土に作ることを考えているとのこと。
大型タワーは30平方キロメートルの範囲をカバーできるものになるそうです。