SSEは最低でもSSE命令のプリフィクスとREXプリフィクスの2つのプリフィクスを処理しないといけない。
AVXにはREXプリフィクスは付かないからデコードが楽になる。
何種類かあるAVXプリフィクスはプリデコーダで較的容易に一番長いタイプに変換可能であり、SSEもREXプリフィクスの処理の分遅くなってもAVXに準拠した命令に変換可能なのでデコーダ以降は一種類でいい。
厳密にはSSEとAVXでレジスタの未使用bitの扱いに非互換の部分があるがこれは内部命令が両方に対応しているがAVX命令の方が処理が軽くて速いまたは消費電力が少ないようになっている。
今後はAVXのSSE代替命令を使うようにすればいい。少なくともコンパイラは対応している。
すでにMMXとx87は代替命令を用意して発展的解消している。互換処理で遅くなっても過去のCPUよりは速いので問題はない。