木村拓哉、SMAP楽曲の使用に「それは滝沢秀明と相談してください」

2016年に解散して以降、一度も5人が集まることのないSMAP。
翌年9月に香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎がジャニーズ事務所を退所し、
今年3月に中居正広も独立した。木村拓哉だけが今もジャニーズに残り、芸能活動を続けている。

その木村がソロコンサートで、SMAPの曲を披露した際は、波紋を呼んだ。「なぜ木村だけが、一人で、
SMAPを歌うのか?」ということだ。この時、SMAPの曲を歌うよう勧めたのは、明石家さんまだった。

さんまは、10月10日放送『MBSヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、
SMAP解散直後の木村拓哉に対して、SMAP時代の名曲を歌い継いで行くようにアドバイスしたと語った。

<ヒット曲誰も歌わない。もったいなさすぎるから。『歌えるのはお前だけやろ』と(言った)。
SMAPの名曲を、ほかの人はもうね、事務所を離れたり、中居(正広)ももう辞めてしもうたから。
ヒットした曲って、歌手だけのものじゃないと思うんですよ。ファンのものでもあるんでな。
だから、『これはもう絶対に歌わなあかんぞ』って言って。>

そこで村上ショージが<言わなかったんですか? 『お前が歌わんなら、ワシが歌うぞ』って>と質問すると、
さんまはそう言ったこともあると返答。

プライベートで木村と一緒に飛行機に乗った時、「俺が歌ってもええのか?」と聞いたのだが、
木村の返事は、<それは滝沢(秀明)と相談してください>とつれないものだったらしい。

滝沢秀明副社長にSMAPの楽曲使用を取り決める権限があるのか、木村の冗談なのか定かでないが、
2016年12月のSMAP解散以降、元メンバーでSMAPの楽曲を披露したことがあるのは木村拓哉ひとりだけだ。

木村は今年2月に国立代々木競技場で開催した初めてのソロコンサートで、
「夜空ノムコウ」「SHAKE」などをひとりで歌っている。

木村は<さんまさんから『なんで(ソロ)アルバムの曲しかやらへんのや。
楽曲は、アーティストだけのものじゃない。皆さんとの共有物や』と言われました>と明かしており、
さんまの助言がなければSMAPの曲を歌うつもりはなかったようだ。