市職員「車壊れた」とうそで欠勤 戒告処分、口裏合わせも

2017年2月4日 18時31分

「車が壊れた」とうそをついて欠勤した上、車を修理したと口裏合わせをするよう業者に依頼したとして、
福井県大野市が、民生環境部の40代の男性主査を戒告処分にしていたことが4日、市への取材で分かった。処分は昨年2月25日付。

市の処分公表基準では発表すべき内容だったが、市民に影響がないとして非公表としていた。市は「不適切な判断だった」としている。

市によると、主査は昨年1月29日に「車壊れたので出勤が遅れる」とうその電話をし、欠勤した。
上司が2月1日に説明を求めたため、福井市の自動車販売会社に「問い合わせがあったら、修理をしたと答えてほしい」と電話で依頼した。
(共同)