殺菌というのは、タンパク変性を起こすということだからな
細菌の細胞壁、ウィルスのエンベロープを破壊させるが
それ以上に、ヒトの粘膜細胞の細胞膜の方がより破壊される
常在菌叢が破壊されると同時に、ヒト粘膜細胞が破壊されると
より感染力の強い外来細菌、ウィルスを呼び込むことになり
かえって、感染リスクは高まる結果となる
常在菌叢というのは、外来細菌、ウィルスに対する防波堤の役割を担っているからだ
手洗いのし過ぎも同様
皮膚常在菌叢の破壊と、手荒れし、微小な傷が多く出来ることによる感染リスクの増大

万全の感染対策をやっているはずの医療機関でクラスターが発生するのは
そういう理由からだ