@ 底辺国医は、製薬開発=旧設私立薬上位程度の2ランク上(修学期間無視)を考慮すると、
   底辺国医の人材が、製薬開発の労働条件の場合、製薬大手の1050万円「超」が妥当。
   1200万円が妥当と言えるかは、私は判断できない。

A 製薬も同業他社との国際競争を含む競争が存在するので労働負荷はそれなりにある。
   製薬研究は一般的に時間の自由がききやすいが、就業時間外に自己研鑽をしなければ、
   研究所にいられない、などと言う形で評価処遇される。また、開発ではいつもタイトな
   開発スケジュールで追いまくられる。

しかし、勤務医は奴隷と言われ、労働基準法の適応が引き伸ばされるほど過酷(らしい)。土日・夜間勤務もあり、長期休暇も取りずらい、と言うか取れない?
製薬研究の場合「やーめた」と言えば、自宅での自己研鑽を止めることはできる。
そうなれば社内で別部署への異動や、最悪早期退職募集で肩を叩かれるが。。。
これに対して、奴隷勤務医は開業しか事実上の逃げ道はないように、この板の記述では思える。

そこで、製薬開発と奴隷勤務医の労働実態の差による割増分を、2割から5割に設定すると

* 結論は、以下のようになり、勤務医平均1500万円は、底辺国医では妥当に思える。
「最低この程度は」の2乗 1050万円*1.2=1260万円
「妥当か判断不能」の2乗 1200万円*1.5=1800万円

国公立医間で偏差値が違うにも関わらず、平均報酬額が同一なのは、私たちの
大学受験時は、以下で説明できると考える。

@ 教官教員や基幹病院幹部への登用チャンスの違い
A 勤務地の都市化レベルの違い

製薬研究と開発の違いも、その後の幹部ポストへの昇進の割合が違うのだろう。。。と言う印象がある。
実際、他社に就職した私の大学の同級生も、私の会社でも、研究で採用されていながら、
入社後しばらくして開発に出て、開発部門長やそれに類する職種に就いたものの何人かいる。