勤務先からの要請で措置試験3回目、69点で合格した25年目の循環器専門医です。
不合格時の成績表をみると総得点が58点、57点で消化器・神経が2年続けて平均マイナス25点前後でした。
工夫なしでは3回目も落ちるだろうと考え、QB1、QB2を4回、2分野は8回繰り返しました。
勉強開始は6週前の8/1から。
問題を解くことはせず、問題・解答・解説を一気に読み、特に解説内容を理解することに努めました。
皆さんが指摘されるように、この解説は?、ということも時々ありましたが繰り返すことにより知識の肉付け・整理に役立ったことは確かです。
必須とされているYN・QCの存在を知ったのは試験後で当然一度も活用せず。
試験後の手応えは1,2回目は5割行かないだろうな、3回目は5割は行ったけど6割はどうかな、というものだったので、この試験の実得点は手応え+20という印象です。
ですので終了時に合格だ、6割取れたぞ、を確信するためには実得点8割以上が必要であり、そのレベルに達するためにはお金をかけた対策も考慮すべきかと思います。
ほめられた勉強法ではありませんが、セルフトレーニングなし、QB6週間だけでも7割近くは行ったという事実は今後受験する方にとっては参考していただいてもいい話かなと思い投稿しました。
ロートル医者が今さら資格を取ってどうするんだ、という向きもありますが、ベテランがチャレンジしているところを研修医たちに見せるのは必ずしも悪いことではないことを実感しています。
そもそもが生涯学習が必要な職業ですので。