国民皆保険実施時には医療金融公庫が融資をして、民間病院や開業医を設立促進をしたが。
医薬分業時にはいわゆる街の薬局があったので、それを利用したのではないでしょうか?
そうなると個人商店と同じ法人成があって、そのまま有限会社、株式会社になったと。

それと日本調剤の親族計14億円と言うことですが、日本調剤の薬剤師数は2500人
程度あるので薬剤師1人当たり60万円のピンハネをしているだけのことになる。
で、勤務薬剤師の所得は平均すると500万円程度なので、日本調剤の親族の14億円を
全て勤務薬剤師に配分すると薬剤師1人当たりの所得が560万円になるに過ぎない。

詳細なデータは収集していませんが、医師の所得合計の方が、はるかに調剤薬局の
合計所得よりも大きくなると推定しています。これは、診療所で働いている平均
医師数と調剤薬局で働いている平均薬剤師数の違いによります。

正直なところ、調剤薬局批判は、医師の高所得を羨む一般人と相似形の医師の
嫉妬に見えるんですよね。実際に、2016年調剤報酬改定では、店舗数で報酬減額を
している。店舗数が多いと、店舗間での薬の融通などにより経営効率がいいので
利益額が増える。これは医療経済実態調査でも明らかにされている。