岡山市内の高速道路のサービスエリアのごみ箱に注射針の空のパッケージなどを
不法に捨てた疑いで逮捕されたクリニックの院長らが、30日朝送検されました。


逮捕・送検されたのは、広島県福山市のクリニックの院長で医師の村上勝彦容疑者(53)と
そこの事務長で妻の村上英子容疑者(54)です。


警察によりますと2人は、1月12日に自宅のある岡山市に帰る途中
山陽自動車道の吉備サービスエリアのごみ箱に、注射針の空のパッケージや
空の点滴パックといった医療廃棄物など3キロあまりを、不法に捨てた疑いが持たれています。
12月に西日本高速道路からの通報を受けた警察は、防犯カメラの映像などから
2人が事件に関わった疑いのあることが分かったということです。
警察によりますとこのサービスエリアでは、医療廃棄物がほかにも
24件捨てられているのが確認されているということです。

警察の調べに対して院長は容疑を認め、妻は「ごみを捨てたことに間違いないが
産業廃棄物という認識はなかった」などと容疑の一部を否認しているということです。