0150卵の名無しさん
2017/07/26(水) 00:36:44.50ID:/bIOFssa入院医療の質はたびたび国際機関から批判声明が出されるほど、国際水準から見て劣悪といえます。
■世界の主流は地域精神医療
たとえば、カナダのバンクーバーは、世界でも先進的な精神医療を実践している地区です。
平均の入院期間が1週間から10 日で、日本のような超長期入院の方は、ほとんどいません。
多剤大量療法といわれる、日本の精神医療を特徴付ける薬漬けもありません。
イギリスやイタリアをはじめとする欧米各国も、このような地域ケアシステムが出来上がっています。
すでに世界の趨勢は地域でのケアが当たり前で、医療と生活、人権の尊重がバランス良くシステム化されています。
■人権が尊重されない日本の精神医療
しかし、日本の現状はどうでしょうか。相変わらず、薬漬けにより当事者は苦しめられ、
慢性化して閉鎖病棟に長期間閉じ込められています。病気は治っているのに、地域での支援が無いために
入院を継続している社会的入院者が数万人おり、毎年2万人を超える方々が精神科病棟内で亡くなっています。
退院後の生活を支えるグループホームの数も多様性も全く足りません。不当な入院継続などを審査する
精神医療審査会制度もほとんど機能していません。人権の尊重には未だに遠い現状です。
http://blog.goo.ne.jp/psw-ryu/e/a26e49a7cd1b5e8ca435bc1ea3f26c0a