「出産への配慮なく研修継続できず」女性が徳洲会を提訴

17/01/18
記事:朝日新聞




 出産への配慮がなく、研修医を続けられなかったとして、
医師免許を持つ大阪府内の女性(31)が医療法人徳洲会と研修担当の医師2人に計3777万円の賠償を求め、
大阪地裁に提訴した。18日に第1回口頭弁論があり、法人側は請求棄却を求めた。

 

 訴状によると、女性は関西にある徳洲会系列の病院で2014年4月から2年間の予定で初期研修に入った。
その後、15年5月の第2子出産の前後に約3カ月休業し、2カ月遅れの16年5月末に研修を終えた。