亀田総合病院(理事長・亀田隆明 院長・亀田俊明)
医療従事者枠で得た新型コロナワクチンを流用し
少なくとも2名の得意先人物に接種していたことを週刊誌に暴かれる

https://bunshun.jp/articles/-/45544
週刊文春 2021年5月27日号

東証一部上場のシステム関連会社で、「勘定奉行」のCMなどで知られる「オービック」の
代表取締役会長・野田順弘氏(82)と、妻で取締役相談役のみづき氏(86)が、
亀田総合病院に割り当てられた医療従事者枠のコロナウイルス・ワクチンを
4月に接種していたことが「週刊文春」の取材でわかった。
野田夫妻が接種した時点で、同病院の医療従事者の接種は完了していなかった。

野田夫妻が1回目の接種をしたのは4月20日、2回目は5月12日。
接種場所は千葉県鴨川市にある亀田総合病院だった。
同病院関係者が明かす。

「野田夫妻は、当病院にとって最高ランクのVIPです。
毎年多額の寄付を受けており、2012年に亀田医療大学が開学できたのは、野田夫妻の支援があったからこそ。
みづき夫人は同大学の理事も務めています。
病院はそんな上客のために、ルールをすり抜けて新型コロナのワクチンを優先的に接種したのです」