法務技官(刑務所・拘置所・鑑別所医師)集まれ〜 [転載禁止]©2ch.net
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薄給に閉口しながらも頑張っていますか?
なにせ身分は国家公務員 バイトしてたら緊急で呼び出しとかあったら落ち着かなくない? 仕事に対するスタンスは人それぞれと思いますが…。
刑事施設の診療では、満期まで数年(施設によっては無期)という被収容者を繰り返し診察します。
自然と「この人はまだこれから何年もこの施設の中で黙々と同じ生活してゆくんだなぁ。どういう気分でそれに耐えているのかなぁ。」と意識してしまうのですが、
それの疑問はきっと自分にも跳ね返ってくるわけですよ。割り切りで「自分の(自由)時間を金に換えている」というだけで仕事をしていたら、
その状況にはたして耐えられるのでしょうか?医師免許を持っていればそういう疑問をあえて意識しないで金を得られる職場も世の中には多くあると思いますよ。 (被収容者を貶めるためにこういう例えをするわけではないのですが)ライオンの飼育員がライオンのことを毛嫌いしていたら務まりません。
ライオンを生理的に受けつけるかどうか、たまに噛みつかれる事もあってもまあそんなものだと思えるかどうか(←ほとんどムツゴロウさんの境地)は個人差が大きいと思います。
違和感をさほど感じず診察できるかどうか、見学なり非常勤勤務なりで当たりをつけてから入職されることをお勧めします。 その施設に空きがあり、かつ書類や面接で現場からOKが出れば。
一度常勤に採用すると辞めさせることが難しいことから、(矯正全体としては医官定員に充足していない状況でも)現場は本人の資質(常識や協調性ふくめ)を見定めようと真剣になるでしょうね。 ↑いろいろ書いてしまいましたが、よい人が仲間入りされることを願う一介の医官のつぶやきである点ご承知おき下さい。(しばし黙ることにします) わたしゃ面接らしい面接もなく採用されてしまったが、裏でひっそり審査されていたのかな? 応募しただける先生方は、給与に関わってくる勤務歴を取り寄せる必要が有るので、
少なくとも2ヶ月、できれば3ヶ月程度は余裕をもってお問い合わせいただければと思います。 うむ、今まで働いた施設ぜんぶの勤務証明書をよこせって言われてすげー苦労したわい。 >>332
近年、何年間分ですか?
定年医師でも0Kって書いてありますが、そんなら話半分に面接や見学にいきますよ >>334
医学部卒業後に働いた全部の医療機関が発行した勤務証明書やで
人によっては何十枚にもなるんや >>338
ここまでひどいことは今時無いだろうと思う一方、常勤医師不在庁なら有り得ないことは無いかなとも思う この例は極端にしても、医務が詐病にも対処しなくてはいけないという視点もほしいナァ・・・
と思っていたら、ブログ連載の後半に詐病についての被収容者側からの記述があるのね。
彼らの詐病にどういう行動原理(同衆間の力関係)が働いているかについて参考になります。(要は逃げ込みですが。) 経験上、明らかな詐病よりも、実際にある症状を大げさに表現することが圧倒的に多いです
症状に変な尾ひれをつけられたせいで、診断に難渋したことも有ります 特に瑕疵がなければ医務課長にはスンナリ就けるもんなんですか。
10年ぐらい続けばどこかの医務部長へ栄転できるんでしょうか。 自分が被収容者だったら、自分には瑕疵がないと臆面もなく言えてしまうドクターに毎回診察されるとしたら辛いだろうなぁ。
あ、瑕疵がないこと自体は言うまでもなく好ましいことなんですよ。 >>343
課長はポストか空いていて、医師歴がそれなりであればすんなりなれると思います
部長は以前の書き込みにも有りましたように、ポストの数が圧倒的に少ないので、希望されてもなかなかだと思います 常勤医つーても大学医局から一年交代で派遣されてる人が結構多いのでは? >>346
あるある、昔うちの医局からも派遣してたらしい。先輩が所長にパンペリ入院させると言ったら
グズグズ言われて口論したって聞いた。昭和の話ね。 以前勤務していた精神科病院に刑務所から入院依頼がありました。女性の摂食障害で低栄養、肝機能データ悪化で入院治療が必要とのことでした。実際、吐くとか拒食で状態が悪くなれば作業も休めてシャバの病院に入院できるし明らかに疾病利得が絡んでいるように思いました。 >>350
CVC入れて点滴ぶら下げて歩かせる、もしくは、鼻からら経管栄養、太めのtubeを
目立つ固定しておくか、それが嫌だというなら朝夕経口栄養剤入れる度にtube挿入
とかしてあげたら良いと思う。よくなったら刑務所に帰っていただけばOK。 >>351
トンクス、結局入院を受けたのですが、患者は病室では常時両手を縄にかけて繋がれていて、パーソナリティー障害もあるようで執拗にわがままを訴え体重回復のためにスナック菓子などを要求してました。 入院治療でも服役中であるためキレた女性刑務官が罵詈雑言浴びせ繋がれた縄を乱暴に引き威嚇してました。医歴が若い自分は対応困惑しました。ジプレキサで制吐作用体重増加できデータ改善、2週間で刑務所に帰しました。 極悪非道な犯罪者で常に反抗的な患者を毎日診療してる医務官先生を尊敬しいつか自分もやってみたいと思いました それはショックを受けるほど強烈な印象だったでしょうが、所内の診察の8〜9割は(印象にほとんど残らないほど)フツウですよ。
触診すれば体温を感じ切開すれば血が出る、同じ人間です。少なくとも身体科は一般病院の延長で十分診療できますよ。(何もヘビとかトリとかを診療しろということではないのです。当たり前か・・・) 拘置所には窃盗で捕まった摂食障害の女たくさんおるらしいな。
男の収容施設じゃ見かけないな。みんな「食事もっと増やしてよ〜」って不満タラタラや。 >>356
男の摂食障害も経験したけど、病院から医療刑務所移送になったわ >>353
まずはお疲れさん。
身体科的にはたいした病状じゃなかったみたいね。前記のは、ホントにやばそうな病状の
お姉ちゃん(一般人だけど)治療したときの話ね。 来年の診療報酬改定の予想がちらほら出てるけど矯正界はこの点に関してだけは平和やな。
医師の報酬が減ってきたら安定を求めて医系技官のなり手も増えるのだろうか。 医療費抑制は待ったなし。AIの活用で医師の裁量の範囲も狭まってくる。医師の厚遇が未来永劫続くと考えるのはあまりに楽天的(実力ある医師は別として)・・・。
柔軟に物事を考えられるand社会全般のことにも関心のある医師に矯正医療に入ってきてもらいたい。 限りある医療資源で医療を維持している点では矯正医療は一歩先を行っている。
というのは暴論だが、オブジーボ問題のように「ある程度の水準の医療で満足する」という風に社会全体の意識改革が必要だろう。けれど現状はいろいろな利害関係もあるから、ただ待っていても意識改革は進まないだろうな。
(それこそ刑務所内のように”強制力”がはたらかないと無理だろう。国が財政破綻してこれまでのシステムを諦めざるを得ないとか。ちょっと悲観的か。) 売り上げとか経営とか気にしないのはいいけど
最初からショボい設備と投薬で限られて違った苦しみがあるんじゃ? 最小限の装備でも工夫すりゃかなり色々なことができる。超音波とか。保険関係ないからね。
詰め将棋的な楽しさが見出だせてるから別に苦痛ではない。 でも某巨大施設は高価な薬剤使いまくりだからあそこから移送されてくると処方のデチューンが一苦労。 中規模病院の二次当直(一人当直)のように、限られた検査・薬で凌ぐ、手に負えない時は見極めて三次に送る、のようなノリに近いかな。
専門外が来るとか自分で診断・治療が完結出来ないことがあるのは人によってはストレスかもしれない。 専門外でも勉強する時間はあるし、用度課に頼めば専門書も買ってくれるし、何でも屋さんスキルは異様に上がるわな。いい意味で。 >>365
逆に(自称)ジェネラリストにとっては楽ですわ
相手は逃げないんで、困ったら続きは後日に回すことも可能だし >>369
本当にそう思います
アレルギー性鼻炎の罹患率高すぎません? 刑務所って埃っぽいんですか?また刑務官はタバコの臭いしますか? みなさん。
なんでそんな薄給で仕事しようと思ったんですか?
しかも罪人相手に。 あなたも金や欲望で頭が一杯になっている類の方とお見受けします。お疲れさまです。
仕事柄、金や欲望に負けた人たちばかり相手にしており、そういう人たちに何が足りなかったのかということを否が応でも考えさせられます。
かく言う私も頭が一杯だった時期がありましたナァ(遠い目 >>372
刑務所の中がどうなってんのか興味があったから。やってみたら結構おもろいんで続けてる。
いかんのか? (4年前の答弁書ですが)一部の施設の常勤定員数が分かります。1000人規模でも1人課長とか、100人規模の支所でも医師枠あったりとか・・・。医療重点施設は流石に定員多い。
衆議院議員照屋寛徳君提出刑事施設と勤務医に関する質問に対する答弁書
ttp://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b183015.htm スマソ。答弁書は四年前、データは五年前。(細かいことドーデモいいか)
以前だれかさんが徳刑情報に固執していましたが、常勤が居られることがわかります。 昨今の子供人口減少で、少年院の本院-分院化が進められているので、その辺の医師定員は減らされるかもしれませんね そのうち高齢者をO級やらS級やらにして老年刑務所作るんちゃうか… O級ww
昭和ヒト桁のジイさんがよく犯罪できるな〜というケースもあると。生きてゆく手段としての重犯なのだろうが、こうなるともう行刑というより福祉の領域。 社会では人口10万人当たりの医師数は平均200、同歯科医師数は平均80。
1000人規模の刑事施設で常勤医師等(医師+歯科医師)が1-2人配置されているのはそれなりに手厚いと言えるだろう。(加えて非常勤の診察もあるし。) 出来あがってしまった成人と比べ、矯正余地のある少年に医療も手厚く配置されているのはまあしゃあないな。 興味のある一般の方は、
(各施設の収容人数が分かります)
↓
少年矯正統計
ttp://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_shonen-kyosei.html >>380
あと、成人年齢が18歳になって少年法見直しの機運が高まれば
今のY級よりも教育をより重視した、18歳から22歳ぐらいまでの区分ができそう >>381
養護工場のじいちゃん、みんな累犯窃盗だもんな。 >>379
西田 元局長も書いてましたが、施設を縮小するのは現場の志気も下がるのでタイヘンだとか。
まあ、企業ならばそんなこと日常的なのでしょうけれど。 O級なんて作ったら、みんな居心地良くて出ていかないんじゃ >>373
いや、そういう意味でなく。
興味・誇りのある仕事なら、なぜプライドを持たず薄給を甘んじて受け入れるのか、と。
ダンピングがその仕事の将来の質を落とすのはもう十分証明されたこと、と理解していたので。
それに輪をかけて、罪人に自分の知識や経験を投入する動機が働かない私には理解ができないわけです。
その仕事を全く否定するつもりはないんですが、多少なりとも理解できればと思ったわけです。 >>390
単にdisりにきたわけではなさそうなのでマジレスしてみるわー(自分も暇だね)
@給料について
薄給かなぁ。本給は公称1300万円。兼業の上限を本給を越えない範囲と仮定すれば、本人のやる気次第で勤務医並は可(ウハは無理)。
俸給表一律ではなく本人のやる気次第であるのが、医官特例法をありがたいと感じる点(他の公務員の方に対し大変恐縮)。
以上の金銭的なこととは別に、あなたと私の考え方の相違は次の構図に似ているか。
↓
ハフポスト記事:ジブリの新人スタッフ、「給料安すぎる」と海外で指摘相次ぐ 日本のアニメーターなら高待遇?
ttp://www.huffingtonpost.jp/2017/05/28/animator-working-environment-ghibli_n_16860602.html >>390
A「罪人」と忌避する姿勢について
彼らを忌避する姿勢に、「(薬物)ダメゼッタイ!」を謳う中学生ポスターのような短絡さ(よく言えば純粋さ?)を感じてしまう。
中学生に対し「正論だけど大人にはいろいろ事情があるんだよ」と諭すのもどうかと思うので議論はしないけど(チョー上から目線で失礼)、
まっすぐな新卒ホヤホヤがいきなりこの業界に入るのはいかがなものかと自分が考える理由もそこにある。
直接関係はないが、松本俊彦先生の一連のコラムには共感するところが多い。参考まで。
↓
読売オンライン ヨミドクター:辱めは薬物犯罪を減らせるか――イデオロギーか、サイエンスか
ttps://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170227-OYTET50012/?catname=column_matsumoto-t >>390
えっ?大きな声では言えないけど、バイト認められてるんだがら、
開業医とまではいかなくても 途中で送信してしまった
兼業を考慮すれば、開業医とまではいかなくても、勤務医よりは多めでは無いでしょうか 医学部の同期と比べたら年収は下から数えるレベルだけど、定時で上がれるし、全然不自由してないけどな… きのう刑務所で朝食中に亡くなった受刑者の記事があったけど緊急時不在だとどうするんですか? 小さいとこなら担当サンが非常ベル押して、駆け付けた警備隊が119コールしてそのまま救急搬送だよな…
府中や東拘みたいなでかいとこだと誰かしらおるやろ 週に3日勤務で、額面1000万。バイト三昧だったはず? 法務大臣の決済が降りるまで時間かかるしスポットは無理なんじゃないの 一般的に公務員の副業がバレたら懲戒処分の対象です(公務員・副業でググってご覧なさい)。
マイナンバーで給与収入が捕捉される時代に、無許可のバイトをするなど無謀極まりないことと思います。
医官特例法があることで公務員の中で特別扱いしてもらっているのに、
問題視されるような行為が発覚したら医官全体に対する風当たりは外からも内からも強いものになるでしょう。(迷惑だからヤメテほしいです。)
常勤を検討している方には、国家公務員として働く意味をよく考えてから入職されることをおすすめします。
(病院ではドクターはある意味特権的な立場ですが、その感覚は一度捨て去る覚悟が必要かも。) 医官は稀少人材だから本省や管区が今は大目に見てるフシはあるけど、逸脱してやりたい放題やったら現場の処遇部は面白くないし、一緒に仕事できるわけもないわな。
ここのところ経理事故は特に警戒されとるし(なんか嘱託医の報酬にも会計検査院がチェック厳しくしとるな)、不正兼務が露見したら即免職やろな。 >>364
未決と既決を抱える施設(i.e.拘置区のある刑務所)では、処方に当たってどのようにメリハリつけていますか?(とりわけ痛み止めや精神科薬。)刑政や矯医ジャーナルによいまとめ記事がありますかね? リリカやセレコックスを要求されても「当所にはないンゴよ(ニッコリ」で切ってるし、そうするしかないだろう。 ありがとうございます。
(未決拘禁者の権利の法的根拠についても理解を深めてみようと思います。) 廃刊残念。各管区の特色が出ていて面白かったけどな。実務の上では、東京管区編集号の「巻末ふろく」を改訂して配布して欲しいものです。 >>402
そのまま刑務所で暮らす羽目になるんですか? 下記は4年前。給与を戻入(れいにゅう)させられた+免職になったようです。こういう事は今はできない”昔の話”。
↓
刑務所など法務省の矯正施設で働いていた医師4人 架空研修で給与換算3881万円不正受給 会計検査院
ttp://fujikko92.exblog.jp/21198924/ ↑
3年連続で指摘を受けています。会計検査院にとっては草刈り場。流石にこれを見たら新規にこっそり不正をしようとするヒトもいないでしょうね(^_^;)
ttp://report.jbaudit.go.jp/org/h23/2011-h23-0121-0.htm
ttp://report.jbaudit.go.jp/org/h24/2012-h24-0105-0.htm
ttp://report.jbaudit.go.jp/org/h25/2013-h25-0120-0.htm
(戻入額の根拠として、常勤の時給換算の給与も記載されていますよ。許可を得て施設外勤務したらどれだけ給与から減額されるのか興味ある方の参考に。) いや、H21からH25の五年連続だった。勤務期間が長いと戻入額もエグいコトに...
H21:355万
H22:1734万
H23:1371万、250万、211万、316万
H24:637万、886万、1155万、1201万
H25:1865万(3名の合計)
結論1 勤務条件について、(会計検査院チェック前の時代の)古い情報に惑わされてはいけません。
結論2 現在の常勤は淘汰された後の生き残り、つまり原則クリーンな医師というコト。 監査で他の医師が続々と指摘を受けている間にも延々と不正を続けていたとか、本人はもちろん見過ごしていた施設もどうかと思う。 というより、明らかにされた13名以外にもひっそりと矯正医療を去った医師も相当数いると思われ、それが矯正医官の数的な荒廃を招いたんだろう。
<参考:刑務所の医官数>
H21 149
H22 155
H23 151
H24 141
H25 139 人 H21-H25 会計検査院の指摘・医官の離職
H25 矯正施設医療の在り方有識者検討会
H26 矯正施設医療の在り方報告書
H27 矯正医官特例法の成立
まとめると体質改善の経緯がよくわかる。新たな医官に求められているものも自ずと理解されます。 なるほど、法務省は「法整備したし医官ウェルカムウェルカムやで〜」とだけアピールしているがそんな背景があったわけね。
分かりやすくまとめて頂きありがとうございます。 まあ、気軽ではないわな。
やろうと思えばできるけど。 バイト(施設外勤務や部外診療)をするならば法律・通達で認められている範囲内で、許可を得たうえで正々堂々やりなさいという話。
陰でコソコソやっていつ摘発されるかビクついているとか、覚醒剤やってる懲役と変わらない思考回路。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています