大手生保各社、コロナでの死亡者に保険金増額支払い
2020年4月16日 18時45分
https://www.asahi.com/articles/ASN4J64JWN4JULFA00W.html?iref=comtop_8_06

 生命保険大手各社は、新型コロナウイルスに感染して亡くなった人に「災害割増特約」を適用し、多めに保険金を支払う。日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命が16日までに発表した。富国生命も同様の方針だ。
 災害割増特約は、不慮の事故で死亡した際、死亡保険金に一定額を上乗せして支払うもの。約款には新型ウイルスに対応する明確な規定はないが、社会的な要請もあって適用する。
 例えば1千万円の死亡保険金の契約では、月数百円の特約保険料でさらに1千万円もらえるケースがある。日本生命では別の特約なども含め、約260万件が新型ウイルスの特別扱いの対象になる。すでに亡くなった人についてもさかのぼって適用する。