レディが風呂に入っているときに携帯を見てしまった。
おれが送った「特約付けたらいくら？」みたいなくだらないメールばかり。
でもフォルダがあって、そこにメールが一杯たまってた。
彼氏から彼女に送るような甘い内容のメールばかり・・百通ぐらいあったかも試練。
感情的になってしまい、風呂からあがってきたレディに問い詰めた。そしたら
「自分が送ったメールなのに、忘れてしまったのですか？」
といってレディは笑った。さっぱり気づかなかった。
言われて見れば、差出人がおれの昔の携帯の番号だった。忘れていた。
そうこうしてる間にレディの携帯の電池が一つになってた。もう何年も前から同じ携帯だ。
機種変しないのか？と聞いたら、メールが消えるのが嫌だったからだと。
なんだか携帯盗み見た自分が恥ずかしくなった。
謝ると、レディは笑いながら「こんな私に紹介をいっぱいくれるのは貴方以外にいません」といっておれの臭いティムポを舐めてくれた。