【買い】ビックカメラ(3048)インバウンド消費の復活で2期連続最高益更新へ

インバウンド消費の復活で2期連続最高益更新へ
業種:小売
時価総額:2900億円
PER:19.33倍
PBR:2.34倍

【ネット通販強化が奏功】
1/11日の取引終了後に発表した第1四半期(17年9-11月)連結決算は売上高1885億3500万円(前年同期比5.2%増)、
営業利益30億1500万円(同23.2%増)、純利益19億9700万円(同31.3%増)と大幅増益となった。

【新規店舗も貢献】
「ビックカメラ京王調布店」(東京都調布市)や「ビックカメラ船橋東武店」
(千葉県船橋市)をオープンさせたほか、新形態店舗として「ビックトイズプライムツリー赤池店」(愛知県日進市)や
化粧品、医薬品、理美容家電および酒類などを中心の品揃えとした「ビックカメラセレクト原宿店」(東京都渋谷区)などを
オープンさせたことが寄与。またオムニチャネルを含むインターネット通販事業を強化したことも貢献した。

【楽天とビックカメラで新サービス】
楽天とビックカメラは家電分野を中心とした、より利便性の高いショッピング体験を提供することを目的に新会社を設立し、
2018年4月よりサービスの提供を開始する。インターネット通販が生活の基盤として定着するとともに、
顧客の家電の購買行動にも大きな変化が生じている。従来の家電量販店で実物を吟味しながら購入する方法に加え、
インターネットで商品情報や価格を比較して効率的に購入する方法も浸透しつつあり「楽天市場」の家電ジャンルも順調に拡大。
一方で生活必需品のため迅速な配送、大型家電の設置、店頭で専門スタッフにメンテナンスや使い方の相談をしたい、
といった家電のインターネット通販特有のニーズも高まっている。