>>429
オゾンってのは単なる酸素の同位体で性質も酸素と同じだが、分子構造が非常に不安定なので多くの分子とすぐに結びついて
安定状態に移行しようとする性質がある。これを酸化というがこの酸化速度が酸素と比べ桁違いに速い
特に高分子有機物とよく結合するが、その際に分子構造を破壊する。これが細菌やウイルスを破壊する原理
人間にとっても吸い込んだりすると有毒だが、全く規制されていないのは独特の生臭い臭い
(コピー機からオゾンが発生するので嗅いだことのある人は多いはず、後布団を干した時のお日様の臭いも実はオゾン臭)
で濃度が高ければすぐに気付くので、高濃度を長時間吸うという事故が殆ど無いから。

コバエやゴキブリに効くと言う話もあるが、小バエやゴキブリを殺すにはやはり人間に害があるぐらいのレベルで長時間
晒さないといけないのであまり現実的では無い。
オゾン発生器で小バエやゴキブリがいなくなるのは、連中がよってくる臭い分子が破壊されて無臭になるからで、その意味では非常に効果的

因みに私は梅雨の時期に車に全く乗っていなかったら、車内がカビだらけになって、どうやってもカビ臭が取れなくなったが
あらゆる消臭剤や消毒液を試してもダメだったのが、オゾンを使ったら一発で臭いが無くなった
カビやバクテリアと言った有機物由来の臭いには非常に効果的
(ただシンナーみたいな化学物質由来による臭いはダメらしい)