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次の日、ガタンと言うカバンが揺れる音で翠星石は目を覚ました。
「痛た・・・・・、もう、なんなんですか!!!」
カバンを開けると、真紅、雛苺が怖い顔をして待っていた。
「どうしたですか、こんな朝早く・・・・。」
翠星石が喋ろうとすると真紅が杖で叩いた。
「痛ッ!!!何するですか!!」
「翠星石・・・・・、あなた前々から思ってたけど最悪なドールね・・・。失望したわ。」
「翠星石、変態なの〜!!!!気持ち悪いの〜!!!」
真紅と雛苺は怖い顔のまま翠星石を罵った。
「ちょ、ちょっと待つですぅ!!翠星石が何をしたと・・・・。」
「雛、昨日寝言を聞いたの!!『チビ苺とHなことしたいですぅ・・・』とか言ってたの〜!!」
翠星石は、見る見るうちに青ざめていった。起こりうる最悪の事態である。
「ま、まつですぅ。そ、それはですねぇ・・・・。」
「あなたの言い訳なんて聞きたくないわ・・・・。私がドールは何であるかを教育してあげるわ!」
真紅はいつになく厳しい口調で翠星石に言った。

その日を境に翠星石の日常は、地獄へと変わって行った・・・・。