909 774RR:2018/01/15(月) 20:38:31.45 ID:QJrvnNvq0
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二年前、ヒト以外の動物では初めて、シジュウカラに文章を作る能力があると発見、注目された。
天敵を見つけると「警戒しろ」を意味する「ピーツピ」、「集まれ」の「ヂヂヂヂ」を組み合わせて鳴く。
声を聞いた仲間は周りを警戒しながら集まってくる。 
しかし、語順を替えると反応しない。 
「文法を持つのは人間だけ」という常識を粘り強い観察で覆した。

きっかけは、生物学を学んでいた大学四年の時。
長野・軽井沢の山中に泊まり込んだ際、シジュウカラがさまざまな鳴き方をするのに気付いた。
昨年は、シジュウカラの仲間のコガラを使って実験。
「ピーツピ」と、コガラが「集まれ」と呼び掛ける時の「ディーディー」を組み合わせたところ、語順さえ合っていれば、シジュウカラは理解した。
「日本語の文法通りなら、僕たちが英単語交じりの文章も理解できるのと同じです」

今ではシジュウカラ語の達人。
ヘビを表す「ジャージャー」の鳴き声を聞き「ヘビがいるって」と友人に伝えて驚かれたことも。
シジュウカラは世界に約六十種。
「各地の単語と文法の共通点や相違点が分かれば言葉の進化の謎に迫れる」。 
大津市在住。