X



孤独のグルメのガイドライン 23クマシマシ [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001水先案名無い人
垢版 |
2017/05/10(水) 20:38:19.19ID:maNCDQfe0
255 水先案名無い人[sage] 2014/05/11(日) 06:37:26.86 ID:u38AkAwH0

五郎と滝山は、獣道らしい道を山の奥へと歩いていった。
すると、偶然にも、整地されている開けた平地にでることができた。
五郎「おいっ!滝山……身をかがめろ……あれ、キャンパーじゃないか?」
広場の奥には、テントと、そのそばにたき火を見ることができた。
そしてキャンプをしている人は一人、しかも若い女性らしいことまでが分かった。
そのキャンパー以外にはまったく誰もいない。
いわゆる、ロンリーキャンパー、孤独を楽しむキャンパーである。
極度の空腹を抱えた五郎には、考えがあった……。

1:女性キャンパーに食料を分けてもらう。
2:女性キャンパーを襲撃し、女の所持品の食料のみならず、女の肉まで喰らう。


前スレ
孤独のグルメのガイドライン 22クマシマシ
http://egg.2ch.net/test/read.cgi/gline/1371977134/
0270水先案名無い人
垢版 |
2018/05/18(金) 22:36:38.25ID:GkS9QbO50
ですからごめんなさい、「腹もペコちゃん」じゃなくて、正確には「腹もぺしゃんこ」なんですよ。
0271水先案名無い人
垢版 |
2018/05/19(土) 12:29:17.92ID:KbwmsvetO
「アーム・ジョー」!

そういうのもあるのか
0272水先案名無い人
垢版 |
2018/05/19(土) 20:33:03.34ID:ut881CNj0
腹がぺしゃんこになった滝山の周りには、彼の消化管だった大腸や小腸が
黄色い皮下脂肪とともに飛び散っていた
0276水先案名無い人
垢版 |
2018/05/20(日) 00:56:36.11ID:UDrCZPCx0
>>275
読みたいけどね…
ドラマばっかりだと食傷気味というか何というか
0278水先案名無い人
垢版 |
2018/05/20(日) 06:58:13.89ID:dhtxSSkjO
でも二巻をめちゃくちゃ叩いてるじゃん
お前ら
0279水先案名無い人
垢版 |
2018/05/20(日) 09:26:25.51ID:9GoRWVTc0
うん、2巻はクソ。あれはダメ!
だからこそ3巻に期待、これしかない!!
(なんか久々に改変書いたわ俺w
0280水先案名無い人
垢版 |
2018/05/20(日) 10:21:49.92ID:R/qZN39T0
しかし…久住作品は2巻以降クソになるのはどうしてだろう
でもある種の美意識を感じる
0282水先案名無い人
垢版 |
2018/05/23(水) 01:10:53.84ID:pyl+xsTy0
山へ行かないのなら死んだも同じだ
ここにいて死んだように生きるくらいなら
山に行って雪崩で死んだ方がましだ
0283水先案名無い人
垢版 |
2018/05/24(木) 23:22:40.82ID:bydBUTN60
ラディヒとアンディの決着はいつ描かれるんでしょうか
孤独のグルメSS楽しみにしてたんだけど
0285水先案名無い人
垢版 |
2018/06/01(金) 21:05:28.01ID:qNOuZ1Ei0
夕焼けが辺りを照らす
地上が五郎で埋め尽くされてからちょうど150日目の夕焼けである
そんな中、数少ない生き残りの滝山は今日も街から物資をシェルターへと持ち帰っていた

滝山「今日は大漁だ…あんな道端に無傷の軍用車両があったとはな。プラグ、バッテリー、銃弾、それにコーヒーだ。久々にコーヒーが飲める
明日はあの車に据え付けてあった機関銃を分解して運ぶとしよう」

夕焼け時は短い。すぐに紺色の闇があたりを覆った
「滝山?」「滝山?」「滝山ー!」
窓に電気が1つもついていないビル街にあの声が響き始めた

滝山「五郎っ…!今日は早いな」
滝山はAKをしっかりと握りしめ、小走りで道を急ぐ

「滝山ァ」「滝山ー」「ターキーヤーマァァァー」「滝山ッ!」

無数の声が次第に近くなる。もはや猶予は無い。次の瞬間──
「たー…滝山ァ!」
数少ない生きている街灯の明りから五郎が飛び出す。滝山のAKが火を噴いた
最初の1人がハチの巣になると同時に、脇からさらに2人。銃では間に合わない。滝山はコーラの瓶を地面に投げた
割れた瓶から青緑色の炎が噴き出し、電気に撃たれたように五郎達が飛びのいて走り去ってゆく
息を切らしてシェルターへ駆け込んだ滝山は、厳重に鍵をかけると荷物を降ろし、ガスコンロに火を付けた
ヤカンの湯を見つめながら滝山は無意識に呟いていた
滝山「大阪だ…!大阪に、行くんだ!」

文明が五郎によって滅びた後も、大阪にだけは五郎が現れることは無かった
大阪の生存者達も短波放送を用いて必死の呼びかけを繰り返している

滝山「一直線でも400km…灯油が足りない…灯油はどこにあるんだ…」
滝山には秘策があった。捨てられていた小型ヘリを修理し、一気に空路で大阪を目指すつもりなのだ
しかし燃料が最後の難関だった。めぼしいガソリンスタンドは全て五郎によって破壊され、放置車両にはガソリンしかない
都会には意外なほど灯油が無いのだった
0286水先案名無い人
垢版 |
2018/06/07(木) 01:29:54.93ID:pTaUybcp0
朝が来た。滝山は震えが止まらない体をバシバシと叩いて気合いを入れた
決行の日である。入念にプランを練り、荷物はヘリに全て積んだ
昨晩は持っていけない食料をたらふく食い、久しぶりに酒も飲み、9時間眠ることができた
シェルターの中庭のヘリに乗り込み、エンジンをふかした

「たた滝山?」「滝山!」「滝山ァ」「滝山ァ」

五郎は太陽を嫌うが、あまりにも大きい音をたてると昼間でも現れる
シェルターの周りに五郎達が集まり始めた
滝山は冷静に手元のスイッチを押す
シェルターの向かい側にもう一軒、要塞化されたアパートがある
その窓のスピーカーから大音量の中国国歌が流れ始めた
五郎達がそちらに移動し、アパートの塀を激しく叩き始めた
次のスイッチを押すと、アパートの屋根に据え付けられた銃が一斉に射撃を始めた
攻撃を受けた五郎達の動きが激しくなる
肩車を重ねて塀を飛び越えようとする五郎や大きな角材を持ち門を破ろうとする五郎が次々に現れた

騒ぎに乗じて滝山は一気にエンジンのパワーを上げる。離陸で手間取れば命取りだ
さらに滝山は最後のスイッチを押す。シェルターとアパートにガソリンの臭いが充満し始めた
ついにヘリが浮き、地面がグングン遠ざかっていく。眼下には五郎の大群であった
リモコン銃も次々に弾切れとなり、アパートの塀が破られて敷地内に五郎が殺到する
ほどなくしてアパートとシェルターが大爆発を起こした
ヘリにその爆風の振動が伝わり、機体がビリビリと震える

滝山「さあ、もう帰るとこは無いぜ。大阪に行くんだからな。あんな暮らしとはおさらばだ」
キノコ雲を背に、ヘリが東京を後にする
確かに滝山にとってシェルター生活は悪夢でしかなく、一刻も早く抜け出すために奔走していた
しかしいざシェルターを失ってみると、妙な寂しさにも襲われるのだった
0287水先案名無い人
垢版 |
2018/06/07(木) 22:00:35.15ID:O5tsJe010
タタタァキャマッッッッッ

そうだ 俺たちはSS厨の復活を心待ちにしているんだ
0289水先案名無い人
垢版 |
2018/06/09(土) 00:40:07.56ID:1XrVfAv9O
大阪…それは夢の楽園(パラダイス)よ。
フェリーニの映画を見ているかのような、白昼夢のような
大道芸が繰り広げられている、人情の街よ。
だがな五郎。お前ぇはダメだ。
人とのふれあいを拒み、いるはずもないスチュワーデスなんかに
気をとられ、エテコを見下しているつもりで実は自分こそが
見下されている事に気がついていねぇ。
あの女、ユカは、実は俺が放った刺客よ。
だがあいつは、お前の部屋の番号を聞くのを拒んだ。
それでもいい。それが人情ってもんだ。
なあ五郎、お前はまだこの街でやる事がある。
こっちから電話でプッシュしとくから、せいぜいうまいもんでも食ってこいよ。
0290水先案名無い人
垢版 |
2018/06/09(土) 03:59:15.78ID:cwq/6wCr0
これはアレか、アイアムヒーローみたいな世界か。
ワロタw
続くのこれ。ぜひ続きが読みたいね
0291水先案名無い人
垢版 |
2018/06/11(月) 18:45:19.53ID:twMNzzkl0
「うわッ!」揺れと雨風で機体が軋む音によっていとも簡単に五郎の安眠は妨害された。
いや、そもそもこの貧相なプロペラ機に挑戦することこそが無謀だったのか。隣席の黒人男性の睨みつける視線に気圧され小さく会釈をすると、タバコを切らしてしまった事を思い出した。
次に吸えるのは何時間後だろう。

ヒューストンのジョージ・ブッシュ空港で我慢できずに食べてしまったトルティーヤの味が口内にフラッシュバックする。
十年以上前に訪れた時はまだヒューストン・インターコンチネンタル空港だったのに、名前も内装もすっかり変わってしまっていたようだった。
あの時も乗り換えに利用しただけだったが、同じ乗り換えでも飛行機は今日より立派であったような気がする。あれはフロリダ行きだったっけ。
十年以上前のアメリカ国内便よりメキシコ行きとはいえ現在の国外便の方が貧相とは、米墨両国の力関係を見せつけられているようだ。「そんな事はない!」と言うように機体がまた軋む。
そういう所が悪いのを、こいつは理解していない。

そんな事を考えていると、激しいスペイン語訛りの英語でアナウンスが入った。まもなく着陸するのだろう。
締め切っていたウィンドウ・カーテンを開くと、雨雲を抜け出した飛行機の眼下には雄大なメキシコ・シティの景色が広がっていた。
五郎は憮然とした表情でカーテンを閉めると、おもむろに鞄から便箋を取り出した。滲んだ消印を睨みつけ、再び鞄にしまう。
この便箋こそが、望まぬメキシコ初来訪の元凶であった。
0294水先案名無い人
垢版 |
2018/06/15(金) 23:08:03.07ID:Lw61uYYC0
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/8/1/8123063e.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/d/2/d28ba58c.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/5/2/5287457d.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/c/d/cd0ab6e2.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/3/9/39af7b88.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/0/0/00d897ba.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/e/7/e79b1b80.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/4/5/45f89675.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/0/6/0602182b.jpg
0295水先案名無い人
垢版 |
2018/06/20(水) 14:01:05.81ID:YtSqg1/A0
孤独のグルメSS「滝山VSカードマスターX」

突然、滝山の前に怪しげな覆面の男が現れた
カードマスターX「ワハハ!私の名はカードマスターX!滝山よ!私とモンスター・バトル・ウォーで勝負だ!」
〜モンスター・バトル・ウォーとは!?〜
全世界で5000億枚の売上を誇る大人気カードゲーム。ルールはお互いのターン毎にモンスターカードや魔法カードを出し合い攻撃をする。先にライフがなくなった方が負けである
カードマスターX「ワハハ!では行くぞ!私のターン!まずはこの三枚のカードを場に伏せる!そして、このカードで攻撃する!地獄の狼ヘルウルフ!」
地獄の狼ヘルウルフ 攻撃力1600 防御力900
地獄の狼「ガオオォ!」
いきなりカードのイラストからモンスターが飛び出してきた
カードマスターX「驚いたかね?このバトルではこの様に本物さながらのモンスターのCGが出てきてプレイヤーを攻撃する仕掛けになっている。そしてプレイヤーが受けたダメージは現実の痛みとなってプレイヤーを襲うのだ!」
滝山の出したカード、プピポー 攻撃力100 防御力200
カードマスターX「ハハハ!そんなカードで何ができる!」
ヘルウルフがプピポーを襲う。しかし、その時滝山は魔法カード「封印の鎖」を発動した。それにより、Xは3ターンの間攻撃できない
カードマスター「フ!一時的に命を長らえたか、だが君のモンスターでは私のモンスターを倒すことはできない」
滝山はもう一枚、プピポーのカードを召還した
プピポー「プピポー!」
カードマスターX「ハッハッハ!まだ分からないか!そんなカードで私を倒すことは出来ん!」
滝山「分かっていないのはお前の方だ…例え弱いカードでも力を合わせれば強くなれるンだ!さらにプピポーを召還!そして魔法カード「合体」!」
プピポーは合体してキングプピポーとなった。キングプピポー 攻撃力5000 防御力4800
滝山「キングプピポー、ヘルウルフに攻撃!キングプレス!」
カードマスターX「何ィー!バカなァー!!」
Xのライフは0となり、滝山の勝利が確定した

カードマスターX「フッ、私の負けだ…君には教えられたよ…カードの強さで勝負が決まるのではない、カードを信じる強さで勝負が決まるのだと」
そしてXは二度とカード勝負で人を傷つけたりはしない、と誓い滝山の前から去っていった

〜完〜
0297水先案名無い人
垢版 |
2018/06/24(日) 22:25:01.09ID:Jxb15uhR0
今回のドラマだけどスープをズズズとすするのは演技なのだろうか?
松重さんみたいな人がスープを飲むときのマナーを知らないとは思えないが。
食べ方のきれいな人だと思ってたけどちょっと酷いな、と思ったわ
0298水先案名無い人
垢版 |
2018/06/24(日) 23:43:41.29ID:0GV/xgl50
滝山のヘリは山間部に着陸しようとしている

長野まで飛んだがヘリの燃料消費が激しく、なんとしてもここで補給しなければならない
コクピットに置いたカーナビにガソリンスタンドのマークが映るたびに高度を落としてはみるが
目に入るのはどれも黒焦げの廃墟ばかりである
くわえて高度を落とすたびに音を聞いた五郎達が集まり、追跡を受ける事もたびたびである

滝山「五郎め…人間社会の弱点をよく分かってやがる…」
決して燃料計算にミスがあったわけではない。ヘリだけなら大阪までギリギリ無給油で着けるのだ
しかし手ぶらで行くほど能天気ではない。武器や物資を限界まで積み込んだ結果、燃費が落ちたのである
滝山「この物資は俺の命…俺が東京で駆けずり回った全てだ…」
仮に大阪に無事に着けても手ぶらでは歓迎されないだろう。そのためにも物資が必要と判断したのだ

向こうの山の緑の中、ポツンと白い建物が見える。それはある会員制の宿泊施設であった
滝山は望遠鏡にかじりつき、敷地内を見回してゆく
滝山「あった!ハハハハハ!!!あったあった!」
従業員用出入り口の脇に据え付け型の灯油タンクが立っていた
滝山「これで空っぽってのは勘弁だぜ…頼むぞ…!」
祈りながら操縦桿のボタンを押した
ヘリの胴体脇に付いていたポリタンクが森に落下し、派手な赤色の煙と炎が上がる
付近の五郎達をこれでおびき寄せている間に補給を済ませなければならない。滝山は荒っぽく着陸し、灯油タンクの目盛りにかじりついた
滝山「入ってる!よし!入ってる!」
夢中でヘリの給油口にホースを繋いだ。ゆうに400リットルは入っている。大阪まで十分である
滝山「油はあったが、入れ終わるまで待ってるってのは…心臓に悪いもんだ。贅沢だな俺は。次から次と悩みが湧いて出る」

ガサガサガサッと音がした
滝山は瞬間的に気付いた。風ではない。囮に引っかからなかった五郎が来たのだ
「滝山ぁぁぁ〜」
ヘリに向かって正面から全力疾走してくる。その姿を見た滝山は不快な汗が流れるのを感じた
つい先ほどエネオスが破壊されているのを確認した際に駆け寄ってきた五郎である
滝山「追っかけてきてやがったのか…しかもあの山道を…」
今は給油中であり、発砲して音を出したくない。しかし、まず脅威を排除して生き残ることが最優先である。滝山はAKの引き金を引いた
0300水先案名無い人
垢版 |
2018/07/01(日) 21:04:04.97ID:dyFLW+uI0
ここは深夜の東関道、五郎のBMW・M5が快調に飛ばす
休日の快適なドライブ…そのはずだった
バックミラーに現れた白のWRXがかれこれ30分消えない
遊びではない。五郎の本気の運転にもかかわらずピッタリと付けている
深夜バスや輸送トラックが前方視界に現れては飛ぶように後ろへ消える。それほどの速度でも離せない
五郎「首都近辺に現れている追跡車(パースート)…!今年だけでも何人もやられてる例のヤツか」
携帯が鳴る。あの不快な声だ
滝山「五郎ォ!こんな夜に奇遇だなァ!」
五郎「まさか貴様っ!一応聞くが今どこだ!」
滝山「ハハ、その通りお前の後ろさ!良い車コロがしてるじゃねえか!」
WRXがじわじわと寄る。バンパーが触れるスレスレの距離だ
五郎「滝山…ここはひとつ連れションといかないか」
滝山「??」
M5が左にウインカーを出し、SAの掲示板をハイビームが照らした
滝山「まあいいだろう。俺もヤニ切れだ」
2台が100キロ近い速度でSAに飛び込み、白煙を上げて駐車する。ほぼ同時にドアが開いて2人が外に出た
五郎「何台ヤったんだ?」
滝山「今月…5台かな」
五郎「煽り運転は犯罪だってニュースでやってたろ?」
滝山「そのニュースで思いついたんだよ。良いエンジンも載せたとこだし、何よりの暇つぶしだ」
五郎「あいかわらず腕は最高だが、人格は最低だな。コーヒーはおごりだ。俺の分も頼むぞ」
丸めた1000円を滝山に放り投げる
滝山「ハハハハ!ありがとよ。ヤニも買ってくるわ」
ポケットに手を突っ込み、小走りで滝山が売店へ向かった
と、五郎の靴先からナイフが飛び出し、WRXのタイヤに蹴りが炸裂した
素早く4本全てのタイヤに蹴りをブチ込むと、M5は走り去った
音を聞きつけた滝山が戻ってきたが後の祭りである
再び携帯が鳴る
滝山「てめえ五郎!これ窒素タイヤだぞ!」
五郎「俺は連れションしないかって言っただけさ。勝負がついたなんて言った記憶は無い。じゃあな」
五郎「さすがにメーカー任せの組み上げじゃ太刀打ちできんか…さてどこからイジるかな」
車は東関道から気付けば首都高へと入っていた
0304水先案名無い人
垢版 |
2018/07/06(金) 00:19:13.67ID:hMxmHpAZ0
五郎は男性の中でも稀な『大射精』を迎えようとしている。
大射精は男性ホルモンと脳構造が極端に男性化した者だけが、一生のうちで一度経験するかしないかの、生命を賭した射精である。
五郎「うっ……うっ……うっ……」
その様はまるで何かに憑依されたシャーマンのようである。
目は白目をむき、鼻と耳からは血が流れ出している。
リズミカルなうめき声がだんだんうわずってきている。
五郎「あ゛ーいッ!……あ゛ーッいッ!あ゛ーッいッ!あ゛ーッいッ!」
五郎のぺニスは滞留した血液と極めて高い血圧により紫色を呈している。
そして、その様は、まさに股間から生えた腕のようである、太く硬いのだ、筋肉の硬直のごとき勃起である。
0307水先案名無い人
垢版 |
2018/07/06(金) 19:20:53.28ID:C5UP+ls90
一巻の刺すか刺されるかの殺伐した雰囲気が好きだったのに二巻は五郎の実力も見抜けない連中ばかりのぬるま湯になってしまってダレた。
0308水先案名無い人
垢版 |
2018/07/11(水) 17:37:34.85ID:M9gT0ZwQ0
滝山「こちらTYM-188!大阪応答せよ!こちらTYM-188!大阪応答せよ!」
『…ちら、大阪管制…大阪管制、聞こえている。どうぞ』
滝山「事前連絡した通りだ!ヘリで向かっているから攻撃しないでくれ!」
『了解…レーダーにそちらを捉えた…進路を変えるな』
滝山「遅れてすまなかった。テスト飛行ができない一発勝負で予想が狂った」
『気にするな…着陸場所へ向かえ…救助を行かせる』
滝山「了解!」

無事に長野で給油したヘリはついに大阪へ着こうとしていた
ラジオからは久しぶりに聞く自分以外の喋りや音楽…文明の証拠があふれている
滝山「まだ泣くんじゃねえ滝山!無事に降りなきゃ何にもならねえ!」

高い壁が見えた。そしてその上を通ると、さらにその後ろに壁が何重にもなっているのが分かった
数キロにわたって築かれた人類の砦である。目を凝らすと、壁の上でこちらに手を振る人影も見えた
ひときわ高い壁に囲まれた街の手前、鉄板が敷き詰められた広場。そこが指定されたヘリの発着場だった
バカ丁寧なほどゆっくりと着陸する。気が緩んで事故が起きるのはいつも着陸時なのだ
滝山は窓から信号弾を撃った。黄色い光が弧を描いて壁に向かって飛んでいく
壁の下にポツンと黒い穴が空き、そこからアリのように黒い集団が現れ、そのアリがだんだんと大きくなっていく
そしてトラックに乗った男達が滝山の回りを囲んだ
『周辺の県から来たのはいるが、東京から来たのは初めてだ。歓迎する。ヘリは一旦こちらで回収するが、いいかな?』
滝山「疑うわけじゃないが…一応まだヘリも荷物も俺の物だぞ?」
『もちろんだ。強い仲間ができて嬉しいよ』
滝山「とりあえず大阪府知事さんに挨拶しないとね。いや、今じゃ大統領か」
『お望み通り熱い風呂を準備しておいたぞ。救難無線でそんな事を言う奴も初めてだ…』

滝山は重大な点に気付いていない。いや、その場の全員が気付いていない
ヘリを降りたのも滝山、トラックに乗っていたのも滝山、出迎えた街の人々も滝山なのである
そう。世界に溢れた五郎から生き伸びたのは、同じように増えた滝山だけだったのだ

『…こちら大阪。こちら大阪。これを聞いた者は大阪に来てくれ。近隣都市は壊滅しているが大阪は無事だ
我々は君達を歓迎する…何としても大阪に来てくれ…』
今日も生存者に向けた放送が始まる
0309水先案名無い人
垢版 |
2018/07/11(水) 17:46:07.31ID:msR+pd/+0
なんか星新一みたいなラストだな。面白かったわ
0312水先案名無い人
垢版 |
2018/07/16(月) 20:36:58.67ID:457bOYyx0
強さ議論(決闘シリーズ)が孤独のグルメスレのSS化の元祖なの?
0313水先案名無い人
垢版 |
2018/07/16(月) 21:38:21.21ID:o7elKiJn0
迷ったならSSを書け!
そのうち答えにたどり着く
0314水先案名無い人
垢版 |
2018/07/16(月) 21:57:52.27ID:nh5cf1QF0
俺もたまにSS をここに投下したりするけどめんどくなって途中で
投下しても誰かが続きを書いてくれたりする優しい世界
0316水先案名無い人
垢版 |
2018/07/17(火) 17:13:06.62ID:0e1ojJIQ0
元祖SS厨はいつの間にかスレから消えてしまった
ガイドラインじゃなくて懐かし漫画板にいたんだけどな
わりと最近自作SSのまとめスレを建ててたみたいだけどその後の行方は知れない
下のやつな 多分本人が書いたんだと思う
http://ssmatomesokuho.com/thread/read?id=228107
0317水先案名無い人
垢版 |
2018/07/17(火) 18:58:01.62ID:DW+EHq0z0
>>1ってなんなんこれ、いつも気になってたんだけど
0319水先案名無い人
垢版 |
2018/07/20(金) 21:24:09.13ID:ItpHlBTJO
そうか、丑の日か

うな重もいいけど…
ここはうな次郎で決めよう
0320水先案名無い人
垢版 |
2018/07/21(土) 09:01:44.31ID:UWtgXI5u0
ここは穴子のかば焼きで決めよう(金欠)
0321水先案名無い人
垢版 |
2018/07/21(土) 09:22:05.56ID:AqIX3MSt0
ゴローはすき家でためらいなく特うな丼頼むんやろなぁ。
んで、となりで牛丼食うブルーカラーのおっさん見て、特うな丼食った後に
牛丼頼むんやろなぁ…
んで、うな丼と牛丼で丼がダブった、とか言うんやろなぁ…
0326水先案名無い人
垢版 |
2018/08/01(水) 23:15:09.26ID:JTLfz6W90
滝山は苛立っている
自慢の愛車、磨いたドラテク、死んでいく弱者
この最高の趣味が妨害されている
自分のケツに張り付いたフルスモークの日産ADに苛立っている
滝山「五郎、だろうな」

獲物を探して高速を流していた滝山がその日産ADに気付いたのは、2つ目のSAだった
SAに付いて入り、はっきりと見える位置に停め、車からは降りてこない。出る時も後ろに付けていた
1箇所なら偶然かもしれない。しかし2回続いたら偶然ではない
いや、仮に偶然だったとしても、そのような相手は狩らねばならない
どんな小さな危険でも排除するのが鉄則なのだ

滝山が2つ目のSAを出ると同時に全開で走る。すると日産ADもエンジンを唸らせて続いた
スーパーチャージャー付き4.6Lを搭載したWRXの気違いじみた加速に滝山が笑みを浮かべる
一方、五郎も同じ表情であった。勝負とは無関係に、ただ単に自分の作った機械が満足に動く喜びである
五郎「さすが滝山…追う俺が有利ってわけでもない。後ろにいながら狩られているのが分かる」
200km/hをゆうに超えて2台が走り続ける
五郎「結局またコイツに頼るわけか」
最初は五郎もM5を改造するつもりだったが、どう考えても滝山の組み上げには太刀打ちできなかった
そしてついに五郎はかつて自分が"名神高速の弾丸"と呼ばれていた時代のマシンを引っ張り出したのだ
それはあまり良い思い出ではなかった。仕事を選べず、汚れ仕事の運び屋に甘んじていた時代である
仕事の憂さを晴らすように、空いた時間と金を使って車を改造し続けた
危険な走りに明け暮れる中で同業者の半分が死んだ。まさに五郎に死神が憑いていた時期だった

五郎「こんなもの二度と乗らないと決めていたのに…あのクズが。俺に火を付けやがって」
アドレナリン中毒は治らない。一度かかると危険に魅了され吸い寄せられてゆく
そして五郎も滝山も、その呪縛から生涯逃れられない

瞳孔が開き、舌なめずりをし、全身がうっすらと汗ばむ
モンスターマシンを操る2人はそっくり同じ姿だった
0328水先案名無い人
垢版 |
2018/08/02(木) 20:05:24.25ID:Y+d9A70I0
日産の商用車ADバン…?
だがトヨタの営業ブースト付きプロボックスは伊達じゃない
0329水先案名無い人
垢版 |
2018/08/05(日) 10:38:46.73ID:VZ+YsCzl0
孤独のグルメSS 「五郎BOM-BA-YE」

滝山「五郎ォー!何してやがる!目を覚ませぇー!」
滝山の叫びが廃ビルの駐車場で響いた
五郎は周りを囲む6人の巨漢に水道管やバットでめった打ちにされ、先ほどからうつ伏せに倒れている
滝山「五郎ー!シャキっとするんだ!」
手錠で壁に繋がれた滝山が必死に声を上げる
男1「無駄だ!こいつはもう死ぬ!次はお前だ滝山!」
滝山「…!?」
滝山が叫ぶのをやめた。同時に男達も驚きの表情を浮かべた
五郎がヒクヒクと動いているのだ
五郎「ボン…バイ…エ」
男2「ん?何か言ってるぞコイツ」
五郎「ボンバ…イエ… 五郎…ボンバ…イエ」
倒れた五郎が手足を曲げる
男1「口を割らんから殺すつもりだったが、やっと喋る気になったか?」
五郎「五郎…ボンバイエ…五郎…ボンバイエ」
滝山「あれはボンバイエ…ボンバイエが出たか?遅いぞバカ野郎!もっと早く起きろ!」
五郎「五郎、ボンバイエ、五郎、ボンバイエ、五郎、ボンバイエ」
地面に拳を突き、それを支えに五郎が体を起こした
五郎「五郎、ボンバイエ!五郎、ボンバイエ!五郎、ボンバイエ!五郎!ボンバイエ!」
滝山「そうだ五郎!ボンバイエだ!五郎!ボンバイエ!五郎!ボンバイエ!」
五郎「五郎!ボンバイエ!五郎!ボンバイエ!五郎!ボンバイエ!」
五郎が生命の危機に瀕すると作動する緊急回路が五郎ボンバイエである
実際、立ち上がって叫んでいる五郎に意識は無い。脳ではなく、細胞レベルで動いている
滝山「五郎!ボンバイエ!五郎!ボンバイエ!いいぞいいぞ!五郎!ボンバイエ!五郎!ボンバイエ!」
滝山も声をかけながら壁のパイプに蹴りを入れる。金具が外れ、手錠は付いていたが自由に動けるようになった
滝山「みんな終わりだ!脅しじゃねえぞ!俺は逃げるが、お前らが逃げたらボスが怒るだろうな、お前らは逃げても逃げなくても死ぬわけだ!」
笑い声とともに滝山が駆けてゆく。五郎ボンバイエになったら敵味方の判別は無い。その場にいると危険である
もちろん残された男達はそんな事を知らない
五郎「五郎!!ボンバイエ!!五郎!!!ボンバイエ!!!五郎!!!!ボンバイエ!!!!」
どんどん大きくなる五郎の声が駐車場の空気を揺らしていた
0331水先案名無い人
垢版 |
2018/08/11(土) 22:17:24.19ID:rQx2KMT90
「アイッ!」「アイッ!」「アイッ!」「アイッ!」

今日も道場に男達が揃った
かけ声とともに拳を何度も突き出す。これを何時間もひたすら繰り返す

滝山「よしっ!午前はここまでっ!休憩後は走り込みだっ!」

道場主の滝山が鋭い声で指示を出した
一礼した男達は昼を食いに散ってゆく
滝山魔人拳は順調に門下生を増やしている
奥義にたどり着こうとしている弟子達も少なくない
滝山のスカウトと指導、弟子の熱心さが実を結んでいる

しかし新興勢力は常に衝突を生む
数々の武術団体、さらに彼らの息のかかった政財界の妨害が続いている
警察も例外ではなく、滝山魔人拳への不当な捜査や弟子の身柄拘束も始まっていた

事務室に座った滝山は何度もPCを眺め計算を繰り返した
滝山「戦力が整うまでの時間と…施設ができあがるまでの時間と…
外からの妨害に組織が耐えられなくなる時間と…その妨害が段階的に激しくなっていくとして…」
部屋がノックされ作業が中断される
「滝山先生!また市民団体です!今日は弁護士連れで練習の声がうるさいと言ってきました。先生は不在だと言って追い払いましたが」
滝山「またあいつらか…まあ誰の差し金かは大体分かってるが」
「ええ。きっと去年の大学柔道部がらみの連中ですよ。あそこのOBは警察に大量にいますからね」
滝山「いっそ訴えてくれれば楽なんだがな。裁判なら最低半年は時間が稼げる」
「訴えてこないのは実際には困ってないからですよ。別の所からの指示で我々にちょっかいを出してるんです。ミエミエです」
滝山「まあ対応ご苦労だった。一応道場に何かされてないか表を見てきてくれ」
「はい!」

滝山「今すぐでもできなくはない。だが、やはり時間が欲しい」
眉間にしわを寄せ滝山が思案を再開する
0333水先案名無い人
垢版 |
2018/08/12(日) 11:11:35.72ID:Fcb3vU4K0
こどグルSSerは固定で書いてる(何話にもまたがるタイプ)のが3人程度で
1話だけのを投下する準レギュラーが4人程度と考えてる
それらを見て突発的に投下してる人数までは分からない
0334水先案名無い人
垢版 |
2018/08/14(火) 02:04:16.24ID:HCfzEieS0
五郎と滝山が精神疾患を患いながらも希望を持って生きていくシリーズ好きだったんだけどなぁ
0336水先案名無い人
垢版 |
2018/08/20(月) 06:58:07.30ID:k0vlr0FQ0
五郎「滝山ァ!」
滝山「五郎ォ!」
ゴゴゴゴ……!
0337水先案名無い人
垢版 |
2018/08/20(月) 20:54:23.37ID:i4TUE/yX0
五郎「うおォン…うおォン…」
放射能の影響で身長80mになった五郎が東京を歩く
歩いた後には瓦礫の山と火災の黒煙が残されるだけだ

MAD(モンスター・アタック・デストロイ)隊長の滝山は、基地のモニターでその様子を眺めていた
滝山「だから言ったろ五郎め。原発がらみの仕事なんか引き受けるからだ」

半年ほど前のこと、五郎から手紙が来ていた
『いい報酬の話がある。暇ならお前もどうだ?先方は何人で来ても構わないと言っている』
しかし任務に追われる滝山にそんな余裕はなく、結局五郎が1人でその仕事に行っていた

五郎「俺はまるで…人間福島第一原子力発電所だ」
悲しみであふれるその両眼は放射線の青い光を発している
滝山は胸をえぐられるような気持ちを抑えて覚悟を決めた

──五郎を抹殺しなければならない

隊長室の電話が鳴る。官邸からの直通である
語られた言葉は同じだった。アレを始末しろ。短い会話だった
受話器を置いた滝山は内線を叩く
滝山「MAD隊員は全員指令室へ集合せよ!」

言い終わると同時に滝山も廊下を駆けるのだった
0340水先案名無い人
垢版 |
2018/08/24(金) 22:18:09.12ID:rVQYnvmy0
ガッシ
ボッカ
フトシは死んだ。スイーツ
0341水先案名無い人
垢版 |
2018/08/26(日) 18:41:55.48ID:up38BkIz0
五郎「滝山ァ!」
五郎は滝山の墓の前で叫ぶ。
五郎「ッ……お前……!」
五郎は言葉にならない思いを胸に、大粒の涙を流し続ける。

そう、それは一ヶ月前のこと――。
0343水先案名無い人
垢版 |
2018/08/28(火) 17:35:34.69ID:wlCdcb5k0
なんで議論?議論なんて誰もしてない。格闘系のSS はたまに貼られてるけども。
日本人なら日本語をちゃんとしろっ!(ビシッ
0346水先案名無い人
垢版 |
2018/08/29(水) 22:10:46.02ID:lGxPXDW90
MAD(モンスター・アタック・デストロイ)を語るには、まず前身の組織の話から始めなければならない
それは際繰り返される凶悪事件に対処すべく結成されたSFAD(スーパー・ファイアアーム・アンド・デストロイ)である
SFADは任務中の行為一切に法的責任が問われない
犯人が人質を取れば人質ごと撃ち殺し、どこかに立てこもれば建物ごと吹き飛ばして回る戦闘隊なのだ
また部隊そのものが政治介入を嫌い、西側国の部隊でありながらロシア製の武器を多数使用するのも特徴である
このように最初は通常の治安部隊として活動していたが
世界に次々と異常な生命体が現れて人間に被害が出始めると、必然的に高火力高機動のSFADが戦闘を担うようになっていく
そして数々の功績により、SFADは異常生命体専門の戦闘部隊としての地位を与えられ、同時にMADに名を変えたのだ
権限と予算が莫大なものとなる一方、ロシアからの兵器供与も続いており
巡洋艦や爆撃機といった大型兵器はロシア製のものを多数使用している
ロシア側も西側のエリート部隊が自国の武器を使うことは大きな宣伝効果があり、かなりの廉価で提供されている

SFAD時代の隊長は五郎だが、MADへと変わる際に五郎が退職しMAD隊長は滝山が務めている
MADそのものが強固な地盤を築いた現在、組織内でも五郎は既に過去の男という扱いだった
五郎は福島第一原発で何をしていたのか…そしてその身に何が起きたのか…
滝山やSFAD時代からの古参隊員たちは一様に苦い表情を浮かべている
怪物化したとはいえ自分たちの知った人間を殺さねばならない。しかも五郎の戦闘力は肌で知っている
自機のTu-22Mに乗り込んだ滝山が無線でオペレーターに話しかけた
滝山「今すぐの出撃ってのはやめないか?まず下調べが必要じゃないか?」
オペレーター「ダメだ。すぐに攻撃しろという官邸の強い要請だ」
滝山「これを言いたくないが…俺らは首相相手だろうが無視できる権限があるんだがなあ。被害が出てるのはわかるがちょっと出るには早急だ」
オペレーター「分かってる。だがそれをあまり言わないでくれ。特権でも表に出すと反感を買うんだ」
滝山「出てほしいなら出撃はしよう。だが準備無しで行かせる以上は今回の攻撃の結果に責任は持たん…それで手打ちだ」
オペレーター「分かった出ろ。あと米軍は今回の協力を拒否してきたから横田のエリアには入るなよ。アメリカの迎撃戦闘機が上がってくるぞ」
滝山「海側から攻撃ってわけね。了解。今回もアメリカは見物だけか。よし発進!」
Tu-22Mが爆音とともに空に上がる。MADの戦闘機隊もそのあとを追って上がるのだった
0347水先案名無い人
垢版 |
2018/08/30(木) 00:23:23.88ID:JpHFrzHP0
五郎と滝山の純愛シリーズも待ってるぞ!
0350水先案名無い人
垢版 |
2018/08/30(木) 17:57:14.02ID:3uJc771L0
エーだって感想も無しにほかの話を待ってるとか書かれるんだもん
0351水先案名無い人
垢版 |
2018/08/30(木) 19:36:24.24ID:h3yK/ukM0
自由な人生に興味があるなら「立木のボボトイテテレ」についてほんの少し調べればいいと思うの

P1Z
0352水先案名無い人
垢版 |
2018/08/31(金) 00:19:42.68ID:pCKiWHE30
東京へ向かうMAD飛行隊が伊豆を通過する。滝山が口を開いた
滝山「いつも通りまず俺が攻撃する、そのあとにお前らだ」
飛行隊「了解!」
作戦会議はしなかった。皆このゴリ押しの出動要請に士気が上がらないのだ
そもそも百戦錬磨の隊員の息はピッタリである。過去の作戦のうち「いつも通り」で済ませたのも半分近くになる
ただし今回は隊員の表情が一様に硬い
五郎のあのような姿を見てしまっては気持ちの整理などつけようがない。滝山の心も揺れていた

エテコ「隊長、俺は…真実が知りたい」
滝山「エテコ、今それを言うな。攻撃に集中しろ」
エテコ「あれを見て黙ってろと言うのか?どう考えても何かヤバいウラがある。調べるべきだ」
大山「俺も同じ考えだ。今の俺達がやるべきことはまず原因の調査だ」
松むら「そうです。第一にいつも我々が動くと嫌な顔をする官邸が率先して攻撃指示を出すのもおかしい。そんな話に乗ったらバカを見ます」
滝山「松むら、お前は副隊長だぞ。お前までそんなでどうするんだ…」
大山「隊長!調べましょう俺達で」
滝山「…よし、調査はする。だがこの攻撃が終わったらだ。被害は食い止めねばならんからな」
松むら「そういうことなら私も賛成です」
エテコ「人間があんなにでかくなるなんて…何があったんだ…」

オペレーター「高度を下げて攻撃フォーメーションを取れ!ターゲット位置に変更なし!」
滝山「了解だ。五郎…悪いがやらせてもらうぞ」
Tu-22Mから大型ミサイルが放たれ、ミサイルはビル群の中に立つ五郎へ一直線に突き進んだ
レーダーからミサイルの光点が消え、粉塵による電波の乱反射で着弾地点のレーダー画像が大きく乱れる
滝山「飛行隊各機へ、ターゲットを確認しだい続けて攻撃!」
滝山はガイガーカウンターの警告灯に気づいた。攻撃によって五郎が放射線を発している
滝山「この理由が原発なのは確実だな…」
0353水先案名無い人
垢版 |
2018/08/31(金) 00:58:31.55ID:QSTo2OH50
ッ……五郎に何があったっていうんだ!
0356水先案名無い人
垢版 |
2018/09/01(土) 07:21:52.72ID:COhzOUgf0
えっ!そんな…嘘だろ?
焼けちゃったのかァ…俺のマンション…
0357水先案名無い人
垢版 |
2018/09/02(日) 08:35:17.76ID:PKGYiTKV0
松むら「隊長、とんでもない放射線です!いったん攻撃は中止しましょう!」
エテコ「いちおう攻撃はしたんだからいいでしょう。この放射線を口実にして戻りますか」
大山「見た感じ、さっきのミサイルもあまり効いてないようだ。ピンピンしてる」
その返事よりも先に滝山のTu-22Mに本部からの連絡が入った
滝山「こちら滝山だ。攻撃をやめろってんだろ?」
オペレーター「そうだ。至急帰還せよとのことだ」
滝山「行けと言ったり帰れと言ったり、口先だけの気楽な連中だ。よし全機帰還だ!」
五郎をビル街に残し、飛行隊が雲を引いて東京の空を去る

滝山「さっきの攻撃時に撮影した五郎の様子だ。これが攻撃前、着弾時、そして攻撃後」
大山「あのバカでかいミサイルでも駄目なのか」
エテコ「外傷はあまり無いがダメージは与えている。このシーンを見ろ、歩き方がおかしい」
松むら「放射線が問題です。傷口から漏れたのか、意図的に発したのか…
とにかく今度同じ攻撃をすれば再び街が放射線にさらされるわけです」
大山「ま、これで官邸の方もまた俺らに出ろとは言ってこないだろうな」
滝山「そっちも問題でな…つい先ほどだが、今度は勝手に攻撃するなと言ってきた」
大山「で、どうするんだ?言われっぱなしか?」
滝山「ひとまず調査に移る。原因と対処法を調べて攻撃する」
エテコ「どこからやる?」
松むら「当然福島第一原発ですね。あの姿になるまでの足取りを探れば情報がつかめるでしょう
それに、東京出現時からの映像を分析したところ、このシーンです。口元を見ると何か言っているように見えませんか?
口元をアップにしましょう、ここから…『フクシマ』という口の形です。我々に伝えたいんですよ」
滝山「福島第一原発か…あの爆発事故以来封鎖されているはずだが」
大山「じゃ、ちょっくらお出かけだな」
0358水先案名無い人
垢版 |
2018/09/02(日) 11:24:34.74ID:JqeoPcBH0
週末の楽しみになったぜ…SS楽しみにしているよ!
0359水先案名無い人
垢版 |
2018/09/02(日) 20:25:04.82ID:tC490ezZ0
>>357
シン・ゴジラを彷彿とさせる緊張感だな。こういうの好きだわ。
巨大ゴローの食欲とか目的が気になるわw
期待してますw
0361水先案名無い人
垢版 |
2018/09/04(火) 23:22:14.09ID:8Mp6Smyl0
滝山「はーいどうも滝ちゃんでーす!」
五郎「ゴロちゃんでーす!」
滝山「2人一緒でー?」
五郎「アームロックスでーす!はーい名前だけでも覚えてくださいねー!」
滝山「ところでゴロちゃん、俺らみたいな仕事は出張が多いよねえ」
五郎「出張といえばね、俺は1つ必ずやる事があるんだ」
滝山「え?何何?」
五郎「地元のスーパーに行って、そこの醤油を見るのが楽しみで」
滝山「ずいぶんピンポイント見るねえ」
五郎「実は地域地域で醤油メーカーが違うんだよ。東京だとキッコーマンかヤマサでしょ?」
滝山「まあそんなもんだね。俺もいつもそのどっちか買うわ」
五郎「サンジルシとかね、フンドーキンとかあるの。面白いでしょ」
滝山「聞いたことない会社だね」
五郎「でしょ?醤油っていう日本中どこにでもあるものなのに自分が知らないものがあってね
しかも自分が知らない所で当たり前に広まってる世界を見る、ってのがちょっとした非日常感があるでしょ」
滝山「考えてみるとけっこう楽しいねー!俺も次の出張でやってみよう。せっかく醤油の話だし、料理の『さしすせそ』言える?」
五郎「言えるよベタだねお前はー。砂糖、塩、酢だろ」
滝山「うん」
五郎「『せ』が醤油ってのが小ネタでね」
滝山「うんうん。そこからの『そ』が」
五郎「ソイソース!」
滝山「醤油だねぇ。うーん、醤油2回出ちゃった」
五郎「『そ』をソースって言う若い子もいるみたいだけど、違うんだよね。ソイソース!」
滝山「それも違うんだねえ。『そ』は味噌」
五郎「砂糖、塩、酢、醤油、ソイソース!」
滝山「あーうん。鍋にいっぱい入っちゃったね醤油がね」
五郎「じゃあ言わせてもらうとね、醤油と味噌をきちんと言ったら『さしすしみ』だよね
覚えにくいよぉー。なんで味噌だけ頭文字じゃないのぉー?覚える法則があるじゃない。頭文字4回きてなんで最後違うの」
滝山「でもさあ『そ』を微調整すれば済むよね。『さしすしみ』を全部覚えるよりはマシじゃないかな」
0362水先案名無い人
垢版 |
2018/09/04(火) 23:24:10.31ID:8Mp6Smyl0
五郎「いっそ俺は塩いらないと思うんだよね。頭文字の『し』が被るからいけないわけで」
滝山「ずいぶん思い切った判断だねえ」
五郎「いいんだよ醤油だってしょっぱいし。塩の代わりになるよ」
滝山「じゃあその場合の『さしすせそ』はどうなるの?」
五郎「さからね。砂糖、醤油、酢」
滝山「うん」
五郎「醤油、ソイソース!」
滝山「醤油ばっかりだねえ。だいぶ醤油多いよ。鍋の中が甘酸っぱーい醤油だね。冷やし中華のタレみたいになった」
五郎「ごま油入れるとおいしいよ」
滝山「うるさい!なんで君はそんなになんでも醤油使うの。昔の人か君は。いつの人だ」
五郎「生まれ?えーと醤油40年5月…」
滝山「昭和だろ!なんだ醤油40年て元号は。その間は醤油天皇か。そんな帝はいない!」
五郎「だから役所の書類とかで元号の醤の字が書きにくいわけ
『えーとほら、しょうってどう書くんでしたっけ?』とかみんな窓口で聞くの」
滝山「まああの字はそんないつも書かないからね」
五郎「そう。普段書き慣れてないから字も大きくなっちゃって。だから『醤はこう書きます』ってそこら中に貼ってある」
滝山「しょうもないことばっかり言うねお前は。疲れたからちょっと静かにしなさい」
五郎「…」
滝山「あのね、ここ舞台だから。本当に黙ってもいけないのよ。お客さんいるからね」
五郎「…」
滝山「わかった。何かしゃべりなさい」
五郎「…」
滝山「あのねえ、怒るよ本当に」
五郎「…しゃべるなと言われたので、見るだけ。"Show you"」
滝山「また醤油か!もうやめさしてもらうわー!」
五郎「ありがとうございましたー!」
滝山「ありがとうございましたー!アームロックスでしたー!」
0363水先案名無い人
垢版 |
2018/09/05(水) 08:18:33.27ID:vtzVURAK0
自民総裁選、安倍首相陣営が決起集会 代理出席含め346人 TBS NEWS
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3463072.html

安倍総理と石破元幹事長の一騎打ちとなる自民党の総裁選に向けて、安倍総理の陣営が選挙対策本部を立ち上げました。
決起集会には政権を支える大物議員がずらりと並び、結束をアピールしました。

「ファイト・オン・シンゾウ!ファイト・オン・シンゾウ!ファイト・オン・シンゾウ!」

都内のホテルで開かれた安倍総理陣営の決起集会。
目指しているのは総裁選での「圧勝」です。
0364水先案名無い人
垢版 |
2018/09/05(水) 09:34:30.76ID:3nQ5X3Wx0
おい!こらァ!アームロゥクスゥ!最高だぞオイ!てめェらなァ!また出て来いやこらァ!
0365水先案名無い人
垢版 |
2018/09/07(金) 02:09:49.27ID:3OlN587U0
アームロゥクス?
アームロックスだろ!
日本人なら日本語を正しく書け!(ビシッ
0367水先案名無い人
垢版 |
2018/09/11(火) 23:57:23.67ID:FxNUAM2z0
ここは福島第一原発の内部。先ほどから激しい戦闘が行われている
大山「まったく何人いやがるんだ奴らは!?」
滝山「場所が場所だが、ずいぶん大げさだな…いきなり撃ってくるとは。それに見ろ、日本人ではない」
エテコ「装備も自衛隊のものじゃないな。米軍、いや米軍下請けのPMCってとこだ」
大山「前方20メートルに複数反応!また新手だ!」

原発内部に入った一行を待ち受けていたのは無警告の銃撃であった
しかしMAD隊の装備とは比較にならない。そもそもMAD隊の武器に用いられているのは地球の技術ではない
手持ち武器でさえもレーザーガン、プラズマジェットカノン、電磁砲等が揃っている上に
隊員服は耐弾・耐熱・耐衝撃・耐放射線・耐微粒子とあらゆる環境での活動を可能にしている
見張りをワンサイドゲームで蹴散らしながら炉心へと迫る中、滝山が口を開いた
滝山「みんなもう気づいているだろう。ここは明らかにおかしい。核爆発があった場所とは思えない」
大山「確かに。ガイガーカウンターがまったく反応しない」
エテコ「警備の連中も防護服を着てない。まあ下っ端の使い捨てだから支給されないのかもしれんが、放射線シールくらいは持ってるはずだ」
滝山「そうだな。そして我々の持ってきた放射線シールには一切反応が無い…ということは」
エテコ「しかしそれは…考えにくい話だ…」
滝山「いいや、まず現実を受け入れねばならない。物的証拠から判断すると、ここに核物質は存在しないんだ」
大山「隊長、とりあえず炉心エリアに行かないと。廊下で立ち話もなんですから」

爆発現場に近づくにつれて反撃がより激しくなる。相手もバリケードを築いてマシンガンを乱射し、決死の構えを見せる
滝山「松むら聞こえるか!?そちらは順調か!?」
松むら「はい。原発の管理システムにアクセス完了。今データのコピーをほぼ終えたところです
あともう1つ。米軍の無人偵察機が先ほど太平洋側に現れました。現在展開中の米空母の位置から予測すると、30分程度で攻撃機が来ます
地上部隊も2時間以内には続いて来るでしょう」
滝山「分かった。相手の戦闘機がちょっかいを出してきたら反撃して構わん。25分で脱出し合流だ。全員撃ちまくれ!時間が無いぞ!」

MAD隊の総火力が哀れな獲物に襲いかかる。PMCという社会のはみ出し者とはいえ
その無残な死に対して神も多少の同情をすべきであろう
0368水先案名無い人
垢版 |
2018/09/12(水) 21:08:23.38ID:ZVrgc4C+0
ほほう生味噌仕立てですか…たいしたものですね
生で仕立てた味噌は発酵の効率がきわめて高いらしく便秘解消に愛飲するフードファイターもいるくらいです
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況