□ 杉村春子
 「お春さん、さようなら・・・。ただそれだけです」

□ 勝新太郎
 「かわいそうに一人また大事な役者が鬼籍に行きました。
 もう私の上にはほとんどいなくなってしまった」

□ 芦田伸介
 「また僕より若い人が・・・。
  ホントにねぇ、私が代わりに死ねばよかった」

□ 森繁泉(長男)
 「お前は死んじゃ恥ずかしいんだ」

□ 三木のり平
 「芦田がいなくなり、長男が死に、続いてのりちゃんまで・・・。
  こんなに寂しいことはありません」

□ ミヤコ蝶々
 「名人が亡くなるとは悲しいです。
  惜しい人はみんなあの世へ逝ってしまいます」

□ 新珠三千代
 「私の知らないところでひそかに恋でもしておられたのでしょうか。
  わたしたちの何一つ知らないところで、
  花々のこぼれるあの世へ行かれたのでしょうか。
  静かにおやすみください」