〜Friday〜(最終日)

「あ〜イライラするぜ〜」
その日、デュードはいつもにも増してイラついていた。
そこへ翠星石が恐る恐るやってくる。
「ど、どうしたですか?デュード?」
「話しかけるな。今の俺ならお前を解体しかねないぜ」
そのまましばらく時間が流れる。
デュードは放心状態で座り込んだまま、翠星石は寝てしまっていた。
「ちくしょう。ヤクが切れちまって、めちゃくちゃ苦しいぜ〜」
そこでデュードは引き出しを漁り始めた。そして44口径マグナムを手に取った。
「よし、これだ。オイ翠星石!起きろ!」
翠星石を揺さぶるデュード
「ふぇ?なんですかぁ?」
眠たそうな顔をして返事をする翠星石。
そんな彼女にデュードはマグナムを突きつけた。
「っひ!や、やめるですぅ!翠星石を撃たないでぇ・・・」
急に弱気になる翠星石。
「撃つんじゃねえ。ゲームだ!」
そう言ってデュードはリボルバーに弾を1発だけ入れて、回転させた。